地元食材満載の食事でおもてなしする古民家カフェ【竹原市仁賀】

母屋は昭和10年に建てられたという空き家を改築したカフェ。家具の設計・デザインとカフェを取り仕切る、入道みどりさんらが少しずつ内装に手を加え、空き家に再び命を吹き込んだ。「人と人とのつながりを提供する空間に」との願いが込められた店名にふさわしく、地元のお年寄り客のコミュニティの場になっていたり、座敷席は子ども連れ客がゆったり過ごせるなど、さまざまな空間があって人気だ。

ここでの看板メニューは旬野菜をたっぷり使った、食べ応え満点のピザ。ソースから全て手作りし、薪ストーブで焼いている。米は地元産のものを使い、野菜はご近所からお裾分けされることもあるというほど地元色豊かな食材を使用。

ピザランチ1200円。葉脈の形にカットしたピザは9種類から選べる

店内の椅子やテーブルは、パインの無垢材と自然塗料を使ったオリジナル家具で、年月を経て味わいを増した日本家屋にしっくりなじむものばかりが並ぶ。手作りの温もりに満ちた空間でのひとときはまさに極上だ。

畳や建具などはできるだけ生かしつつ、ほどよく手を加えながら個性的な空間に

離れの「詞詠み」では、オリジナルの家具やセレクト雑貨を展示販売

食事を楽しんだ後は、離れで買い物を楽しむのもおすすめだ。

●記載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください

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