イベント 2020/10/24

【横川探訪 番外編】カジル横川古本まつりに行ってきた結果

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10月25日(10時~20時※最終日は19時)まで、JR横川駅のフレスタモールカジル1階通路で開催中の「カジル横川古本まつり」。

15回目の開催となる今回は、広島県内と山口県の古書店10店舗が出店。なかには「ホリデイ書店」や「マハ本店」「芸備書房」「本と自由」など、FLAG!(雑誌時含む)で紹介させていただいた古書店もあってずっと気になっていたんだけども……。

【ホリデイ書店/廿日市】本をつなげる仲介役に 町の小さな古本屋さん

そんなときに限って、仕事が激務。

それでも今日、仕事の合間を縫って「30分だけ!」と決めて行ってみた結果、1時間以上も楽しんでしまった。

文庫本をはじめ古書、絵本、写真集、リトルプレス(こちらは新刊のみ)、年代物の貴重な古書がドーンとあったりと、ゆうに1000冊以上はあるんじゃないかという古本パラダイス! CDもあったので、眺めているだけでも楽しめる。

ワゴンにびっしりと並ぶ本

「ソーシャルディスタンス」という張り紙の通り、絶妙な距離感で各々が無言で本のタイトルを眺める人たち。あぁこの雰囲気、好きだわーとかしみじみしながら、端から端まで(距離にして約50メートル)をゆっくりと1往復。

【マハ本店/横川】本好きが集まるコミュニケーションの場に 店主のセンスとこだわりが光るファン待望の古本屋

それぞれのワゴンで出店している書店が区切られていて、各書店の個性が出ていておもしろい。古本市は、いわばセレクトショップみたいなようなもんです。各書店の店主が出店のために本をセレクトしているので、本屋に行くのとはまた違った楽しみ方ができるのがおもしろい。

このエリアだけで20分は居られる

僕は背表紙のタイトルを眺めるのが好きで、たまに出合うんです。

「読んで!」と叫んでくる本が。

インターネットでは味わえない本との出合い。
古本市もそうだけど、本屋に寄ってしまうのはそんな出合いをしてしまうと、ついつい買ってしまう。
なかには「出合うのが早かったね」と、そっと閉じる本もあって、いわゆる「積ん読」状態になってしまう本もあるのだけど、後日再びその本が目に留まるときがあった時はすんなりと読めてしまう。

【芸備書房(谷口屋書籍雑貨店)/安芸矢口】新しい出会いと驚きと発見 小さな書店だからできること

そして今日も2冊、出合ってしまった。

『美しいものを見に行くツアー ひとり参加』(著:益田ミリ/発刊:幻冬舎)←益田ミリさん!おもいきりタイトルにひかれてしまったのは今の心境のせいだ

『百書店大賞2020』(発行:百書店)←「双子のライオン堂」さんと「H.A.Bookstore」が中心になって「百書店」を結成。そんな百書店から多くの本屋が選んだ1冊を紹介するリトルプレス。←すらっと読んでみた。とにかく「さすがは書店員さん!」といった厳選理由の文章のおもしろさ!

明日まで開催しているので、気になる方はぜひ!
本との出合いを楽しんでみたください。

イベント名 カジル横川古本まつり
開催日時 10月18日(水)~25日(日)
10時~20時※最終日は19時まで
場所 JR横川駅前フレスタモールカジル横川 1階通路
参加店舗 雨と夢の本屋
芸備書房
古書あやかしや
古本屋あとひとり
椿古本店
ホリデイ書店
本と自由
神鳥書店
マハ本店
ひろしま文庫

 


堀友良平

堀友良平[株式会社ザメディアジョンプレス 企画出版編集・FLAG!web編集長]

東京都出身。学研⇒ザメディアジョンプレス。企画出版、SNS、冊子などの編集担当。書籍「古民家カフェ&レストラン広島」などのグルメ観光系や、「川栄李奈、酒都・西条へ」などのエンタメ系なども制作。学研BOMB編集部時にグラビアの深さを知りカメラに夢中

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