『くらくら西条』が第15回広島本大賞・ノンフィクション部門を受賞 “本の魅力”を詰め込んだ一冊
- くらくら西条
- 広島本大賞
- 清水浩司
西条でくらくら。
そして、広島本大賞。
酒都・西条を歩き、呑み、語り、また歩く。
そんな一冊が、選ばれた。
清水浩司さん著『くらくら西条』(ザメディアジョン)が、第15回広島本大賞・ノンフィクション部門大賞を受賞。
おめでとうございます。
ちなみに清水さんは、『愛と勇気を、分けてくれないか』(小学館)で小説部門大賞も受賞済み。
これで2部門制覇。ジャンル横断。
物語でも、ノンフィクションでも。
舞台はいつも、ちゃんと“広島”。
<清水浩司さん受賞コメント>
拙著『くらくら西条』が今年の広島本大賞・ノンフィクション部門を受賞しました。青春小説『愛と勇気を、分けてくれないか』(小学館)が2019年度の小説部門をいただいたので、2冠目です。
広島本大賞の2部門制覇は初。しばらくの間“ミスター広島本大賞”を名乗ろうと思います。
『くらくら』は「本の魅力を伝えたい!」と思って作った本です。
本書の制作には、信頼する編集者やデザイナーなど多くのチカラを借りました。
電子書籍もいいですが、私は紙の本が大好きです。
紙のてざわり、紙ならではのしかけ、紙のにおい……。
それでいろんなネタを詰め込んだのですが、出版社は「それいる?」という余計な企画にお金を出してくれません。
なので差額は私が出しました。この本を作るのにつっこんだのが28万円! 広島本大賞受賞の新オビ&ノベルティに7万円!……。
書店員さん、引き続きよろしくお願いします。
読者のみなさん、いつもありがとう。
この賞を時代遅れで変わり者の、すべてのBOOK LOVERに捧げたいと思います。
みなさん、まだまだ本を楽しんでいきましょう!
<運営の選考理由コメント>
酒都・西条の酒蔵を取材した一冊。
読むと西条を訪れ、西条の酒が飲みたくなるガイドとして高く評価された。
本づくりへのこだわりも垣間見え、本を手に西条の街を歩いてほしいとの思いを込めて大賞に。
「削らなかったこだわり」が詰まっている
本書は、日本酒を通じて東広島市の魅力を発信するサイト「日本酒10」に連載したエッセイを、大幅に加筆して1冊。
でもそれだけじゃない。
これは、清水さんが「紙の本って、やっぱりいいよね」と、こだわった本でもある。
ページの手ざわり。
仕掛け。(←帯ウラに酒蔵マップあるんです!購入された方、気づいてますか?)
無駄かもしれない余白。
美しい文字組。
予算?
正直オーバーしました。
仮フランス装……これがまあ高い!!
でも、清水さんは削らなかった。
BOOK LOVERは、そういうところを見ているんだな。
授賞式は3月14日開催
授賞式は3月14日、広島駅南口地下広場にて開催予定。
トークショーとサイン会も予定されています。
詳しくは広島本大賞公式Xにて。
https://x.com/hirobooktaisho
小説部門大賞には宇佐美まことさん著『13月のカレンダー』(集英社)、
特別賞には京極夏彦さん・石黒亜矢子さん共著『もののけdiary』(岩崎書店)が選ばれました。
広島本大賞受賞作品フェア開催書店
広島県内の協力書店(紀伊國屋書店、啓文社、廣文館、フタバ図書、ジュンク堂書店 広島駅前店、MARUZEN広島店、広島T-SITE広島 蔦屋書店、TSUTAYA BOOKSTORE ラクア緑井、TSUTAYA フジグラン東広島店、TSUTAYA 竹原店、ウィー東城店 ※一部店舗を除く)にて、『広島本大賞フェア』を開催中!
『くらくら西条』概要
酒処・西条で出会い、語り、呑み、笑い…広島本大賞受賞の自称文豪による“酒蔵”放浪記。
日本酒を通じて東広島市の魅力を発信するサイト「日本酒10」に連載したエッセイを、大幅に加筆して1冊に。
呑みたくなり、訪れたくなる「蔵のあるまち」の今を描いた紀行文風ちょいフィクション。
灘(兵庫県)、伏見(京都府)と並び「日本の三大酒処」と呼ばれる西条(広島県)。
その地に降り立ったのは〝文豪〟を名乗る時代遅れの文章書き。
彼はまちを歩き回り、蔵元たちと語り、呑み、思考することを繰り返す――。
時代の波に流されていく酒都の風景をくらくらする頭で描いた、お散歩紀行文集。
著者:清水浩司
ジャンル:エッセイ
判型:四六判
定価:1500円+税
【著者プロフィール】
清水浩司(しみずこうじ)
1971年生まれ。広島県出身。自称・文豪。本業である作家・ライター・編集者としての活動の他、テレビコメンテーターやラジオパーソナリティなど多彩な分野で才能を発揮する(無節操に動き回る)。2019 年、青春長編小説『愛と勇気を、分けてくれないか』(小学館)で第9回広島本大賞・小説部門を受賞するものの、その後は筆が進まず。もやもやとした日々をすごす。散歩という名の放浪癖がある。本書ではイラストも手掛ける。
<『くらくら西条』関連記事>
酒まつりの日、西条を歩く。 この本は、エッセイであり、地図であり、そして旅の余韻そのものだ。—— 『くらくら西条』を読んで感じる西条のまち
くらくら西条
堀友良平[株式会社ザメディアジョン 出版編集・FLAG!web編集]
東京都出身。学研⇒ザメディアジョン。出版、SNS、冊子などの編集担当。書籍「古民家カフェ&レストラン広島」などのグルメ観光系や、「川栄李奈、酒都・西条へ」などエンタメ系なども制作。学研BOMB編集部時にグラビアの深さを知りカメラに夢中。
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