ライフスタイル 2020/10/15

ブライダルエディター賞受賞! 広島ブライダル情報雑誌『Be Bridal Hiroshima Wedding’s』の ドレス撮影現場を雑誌『FLAG!vol.3-Life with Art-』で完全密着

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以前紹介させてもらった(記事はこちら)、尊敬してやまないトップスタイリストGrace Coddington(グレイス・コディントン)の世界観に刺激を受け、私が毎号表紙&ドレス撮影に挑んでいる雑誌『ビーブライダル広島ウェディングス』は、2014年にブライダルエディター賞を受賞しました。

<ブライダルエディター賞>
「ブライダルエディター賞」は、全日本ブライダル協会が毎年開催しているアワードで、ブライダル文化の発展や業界の振興・啓蒙に貢献した媒体社の出版物や編集企画、イベントなどに対し授与される。

<『Be Bridal Hiroshima Wedding’s』最新号はこちら>

そんな『Be Bridal Hiroshima Wedding’s』の撮影現場の裏側を、広島の“今“を発信するライフスタイル情報ブック『FLAG!vol.3-Life with Art-』(発売中)で取りあげていただきました。

貴重な撮影現場の裏側を公開

『ビーブライダル広島ウェディングス』の印象を大きく左右するのが、表紙とドレス特集です。

その撮影を担当しているヘアメイクは、美粧室「ル・クール」「ベル・アンシャンテ」「ToHEART」の皆さん、そしてカメラ撮影は「スタジオ101」「フレームワークス」の南貴博さん、コーディネートは「ラピスラズリ」、メイク監修をフリーメイクアップアーティストの岡田美磨さん、ディレクションを「ザメディアジョンプレス」の徳田が担当。

各分野のプロたちが集結して作品づくりを行っています。

ヘアメイク、カメラマン、コーディネート……各分野のプロたちの感性が融合

テーマ「部屋の中の森」の打ち合わせでは、ビジュアルに近い写真や素材、さまざまな資料を用意し、背景、ヘアスタイル、メイク、ヘッドドレスのイメージなどを共有います。

撮影前日にスタジオでセットを作り込み、レイアウトをチェック。木や草花、芝生や苔、木箱などの位置を考えベストポジションを模索

「部屋の中の森」をテーマに、一日かけて準備が行われました。※花屋の協力もあって本当に助かりました。また追加で草を集めてきてくれたアシスタントのメンバーにも感謝です

何度か打ち合わせを重ねた内容をもとに、オーダーでヘッドドレスを制作したり、背景に使う小物やモデルのアクセサリー、ネイルなどを準備していきます。

アシスタントスタッフもフル稼働する撮影現場は時間との戦いです

それでも撮影当日は、モデルが持つ雰囲気やドレスを着用しての印象に合わせて、ヘアスタイルやメイクの色合い、あるいは使う小物をその場で変更することも多く、どのような状況でも臨機応変に対応できるように50種以上の小物を準備しています。

 

撮影当日は、純白のドレスとカラードレス、合計7着のドレス撮影を敢行。
色白で、毛先が細く髪の量が少ない外国人モデルに合わせ、コスメやウィッグなども豊富に準備。
全スタッフが集中して最高のトータルコーディネートを模索しながら、限られた時間の中で撮影は着々と進行していきます。

このドレスも数多くの中から前もってスタッフが厳選したものです

限られた撮影時間で、全員がやりがいを感じながら仕事を全うしています

一枚の写真の裏側には、たくさんのスタッフたちが関わっています

本誌のテーマは「モード」「スタイリッシュ」「クール」「エレガンス」

雑誌ならではの華やかさ、見応えのある誌面になるよう型にはまった撮影ではなく、遊び心を取り入れながらのスタイルをディレクションを通して、ヘアメイク側もカメラマン側も提案します。

部屋の中に木漏れ日のような優しい光を入れたくてカメラマンにスモークを用意していただきました。スモークの煙が思った以上にでたりと、かなり悪戦苦闘しながらアシスタントたちが必死でうちわであおぐ姿は今でも覚えています(笑)

ほかの雑誌では真似できない「ビーブライダルらしさ」を追求する各プロたちの情熱が伝わってきます。
一つの作品をつくりあげる楽しさ、いいものを作りたい! という共通の想いがあるからこそ、妥協することなく一人ひとりの技術と感性を融合させることで、本誌を飾る印象的な写真の一枚一枚が完成していきます。

イメージ撮影で雨のしずくの中にいるモデルを撮りたくて、かなり大きなガラス板も準備

撮影はかなり苦労しましたが、苦労したぶん出来上がりの作品をみるとやって良かったと思います

準備期間を含めると約2ヶ月程かかりましたが、出来上がりの作品をみると苦労した甲斐があったなと、またもの作りの楽しさを改めて実感できる現場でした。
まだまだ反省する点もたくさんあるので、これからもクオリティをあげていい作品作りをしていきたいと思っています。

 


徳田亮

徳田亮[株式会社ザメディアジョンプレス デザイン・企画編集]

広島県出身。ブライダル情報誌『Be Bridal』編集担当。その他冊子やパンフレットのデザイン・編集を手掛ける。1年中旅していたい。人生満喫!

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