グルメ 2019/08/22

尾道に来たら映える個性派店に行かなきゃ損! お茶と文房具が楽しめるハイブリッド店

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世の中、タピオカティーや台湾茶などのブームが続いてますが、広島に「茶文化」があったことを知っていますか? 雑誌『FLAG!vol.06 茶を楽しむヒント。』では、そんな広島に根付いていた茶文化と、茶の楽しみ方を紹介したのですが、ここ最近、じわじわと広島で再び茶が着目されてきています。

場所は尾道。

尾道といえば、2016年、尾道水道とその町並みが「日本遺産」に認定された町。趣きある坂道と神社、寺が建ち並び、その町並みに雑貨店やカフェ、近年ではゲストハウスも増え、外国人観光客も多く見かけるようになった異国情緒あふれる街です。

尾道は、昔は瀬戸内の港町として繁栄し、多くの商人が行き交っていました。その中でも、特に茶文化の発端者として逸話が残るのは、荒木村重こと茶人「道薫」。彼は織田信長の死後、豊臣秀吉の時代には茶人として生きました。そんな彼が、茶の道に生きる決意をしたのが、尾道だったとか。荒木村重が茶の湯のために水を汲んだ井戸も残っているのです。

そんな尾道で、茶を楽しめる個性的な店がオープンしました。

茶を飲みながら過ごせる文具店

文房具店でありながらお茶や朝がゆ、日本酒が楽しめる店。店主は向島にあるウシオチョコラトルで働いていた経験があり、現在はモデル業をしながら店を営むというハイスペックなお方!

店内は、店主がえりすぐった万年筆やノート、ブックカバーなどが並ぶ。そして、入って左には煎茶や台湾烏龍茶、日本酒が飲めるカウンターが広がる。

店主特製の朝がゆは、開店から11時まで注文可能で、お酒は朝から飲むことができるという。文房具は店主こだわりの品がそろい、万年筆のインクはオリジナルブレンドというこだわりよう。

文房具へのこだわり

書くことが好きな店主がセレクトした文房具は、店主の「書く」ことへの気遣いを感じさせます。かくいう私もノートが好きなのだが、ここ『綴る。』にそろう便箋やノートは、文房具好きなら知らない人はいないであろう「LIFE」(以降、ライフ)シリーズがラインアップ。特にノーブルノートは、ライフの創業から続く「ものづくり」への理念が凝縮された品です。なめらかな書き心地の用紙、職人の手で一冊一冊を丁寧に作らている丈夫で美しい製本……ああ、美しい。

そして、インクは『カキモリ』のインクを使ったオリジナルインクが販売。もうインクをブレンドし始めたら本物です。店主の文房具への愛を感じざるを得ない。さらに、インクは瀬戸内海の海の色や、広島の早摘みレモンの色を表現したものがあり、きれいな色でした!

万年筆はドイツの老舗メーカー『Kaweco』より、20世紀の初めに販売されていたシリーズの復刻版万年筆がショーケースに並ぶ。2013年には創業130周年を迎えた老舗ブランドだ。まさか、尾道でカヴェコの万年筆と出合えるとは!

また、作家さんに尾道の風景をイメージして描いて頂いたというレターセットも販売中。観光地としての尾道、文学の街としての尾道を表現したご当地レターセットという感じです。

朝がゆとお茶

朝のメニューは1種類で、鶏と玉ねぎの白粥と小鉢2つと、お酢のお湯割ドリンク付き(800円+税)。お茶は煎茶や台湾烏龍茶を楽しむことができて、お酒は店主が選んだ日本酒がそろう。朝から飲めるというから、たまには朝からしっぽりするのも悪くないなと思わせるお店です。なんというか、心地よいのです。

手紙を書くということ

『綴る。』という店名の通り、実はこの店では手紙を書くことができる。大切な人への手紙、未来の自分への手紙、誰に宛てるでもない手紙……、書いた手紙はお店で保管し、その手紙は来店した誰でも読むことができる。そして、読んだ手紙に対して返事を書くこともできて、書き主が来店したときにその返事を読んでもらうんだとか。まるで、アナログ版SNS。今や片手でメッセージをやり取りできてしまう世の中で、「書く」という場面が少なくなってきている現代。尾道に来た時、ここ『綴る。』でお茶をたしなみながら、ゆっくりと手紙をしたためてみるのもお薦めです。

店名 綴る。
住所 尾道市久保1-4-6(Googleマップはこちら)
電話 なし
営業 8:30~11:00(L.O10:30)
14:00〜20:00(L.O19:00)
※変動あり
定休日 水曜、週1 回不定休 ※変動あり

 

心も体もほっこり! 広島で「お茶」を楽しむ!


堀友良平
モノ

PROFILE
堀友良平[妄想好き]

学研ホールディングスでエンタメ系雑誌やムックを手がけてきた編集者。芸能・サブカル・カメラ好き。妄想を得意とする。FLAG!副編集長/FLAG!web編集長。ほか書籍やムック編集を手がける

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