グルメ 2018/03/18

【後編】自宅でできるコーヒー&パンのおいしい組み合わせ!

タグ:
  • コーヒー
  • パン

すっかり春めいた爽やかな朝を迎える日が増えてきました!
春って何か良いですよね。
生命の息吹が一気に吹き荒れるというか、
街全体にエネルギーが生まれるような感覚になります。

そんな春の朝に、挽きたてのコーヒーと、好きなパンを食べる幸せ。
先週はコーヒーについて少し書きましたが、
今回はいよいよコーヒーとパンのおいしい組み合わせを紹介します!

パンの特徴

パンのカテゴリを設けるとしたら、大きく分けて3種に分けることができます。

1、食パン、サンドイッチ、惣菜パンなど。
優しい味わい、 甘い風味、素材の風味(フルーツや野菜)が特徴的です。

2、クロワッサン、デニッシュ、ブリオッシュ系。
濃厚な風味、 バターや卵の豊かな風味、 サクサク&リッチ感が特徴的です。

3、バゲット、カンパーニュなどのハード系。
シンプルな風味、パン本来の香り、軽い酸味、しっかりとした歯ごたえが特徴的です。

これら3種のカテゴリに分けられたパンと、そのパンそれぞれに合うコーヒーの種類があるんです!

抽出方法で選んでみる

食パンやサンドイッチ、惣菜パンによく合うコーヒーの特徴は、
ローストはミディアムローストもしくはハイローストです。
ライトでフルーティーな甘みのあるコーヒーなので、
抽出方法は、甘みと豊かな風味を引き出すフレンチプレスがおすすめです。

クロワッサンやデニッシュ、ブリオッシュ系には、
ローストはティロースト、 フルシティロースト(中深煎り)が良いです。
しっかりとしたコクと甘みと程良い苦味で、バランスが良いので、
うま味と風味の強いエスプレッソ(特にカフェラテ)がおすすめです。

バゲット、カンパーニュなどのハード系のパンには、
ローストはフルシティ、フレンチロースト(中深煎り~深煎り)で、
ビターでしっかりとした風味なので、スッキリとした風味のドリップがおすすめです。

豆を産地で選んでみる

エチオピアのミディアムローストは、エレガントでフローラルな香りと、レモンやピーチ、マスカットのような甘くフルーティーな風味が特徴的なので、
サンドイッチやフルーツを使ったパンはもちろん、トーストと合わせるジャムやコンフィチュールとの相性も良く、素晴らしいマリアージュを生み出します。

そして、ホンジュラスのシティローストは、キャラメルやブラウンシュガーのような強い甘みが特徴的。
ドライイチジクやアンズのような果実感のある風味は、カフェオレやラテにすると、ミルクチョコレートやキャラメルのような甘い風味になって、
クロワッサン、デニッシュ、ブリオッシュ系のパンと相性が良いです。

インドネシアのフルシティローストは、ハーブやスパイス系の風味に、ビターチョコレートのような心地よい苦味が特徴。
後味にオレンジのようなやさしい果実感と赤ワインのような風味が残るので、ハード系のパンとは相性抜群です。

いかがでしたか?
上記の事を知っておくだけで、自宅でカフェ気分を味わえます!

『FLAG!Vol.4 &パン』では、ワインとパンの相性も掲載しているので、気になる方はチェックしてください!

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堀友良平

堀友良平[株式会社ザメディアジョンプレス 企画出版編集・FLAG!web編集長]

東京都出身。学研⇒ザメディアジョンプレス。企画出版、SNS、冊子などの編集担当。書籍「古民家カフェ&レストラン広島」などのグルメ観光系や、「川栄李奈、酒都・西条へ」などのエンタメ系なども制作。学研BOMB編集部時にグラビアの深さを知りカメラに夢中

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