イベント 2022/04/22

【広島 本屋通り 5月1日開催】書店紹介第4弾! 中四国31書店が一堂に会する大イベント

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5月1日まで、待ち遠しい!

広島 蔦屋書店さんで開催されるイベント「広島 本屋通り」には広島県内外問わず、31の書店が集まります。

そんな「広島 本屋通り」に出店する書店を4月いっぱいまで少しだけ紹介する第4弾です。

『ふるほん三ツ矢』(広島県)

手塚治虫、松本零士などのレア漫画そろう

広島県安芸高田市といえば、毛利元就を思いうかべる人も多いだろう。

『ふるほん三ツ矢』は住所こそ安芸高田だが、古本屋さんが集まる催事とネットショップでのみ販売をしている書店だ。

催事では絶版マンガ・サブカルが中心で、80年代書籍・少女漫画もそろうので、漫画好きには特にたまらない区画となっている。

ふるほん三ツ矢
https://mitsuya.link/

 

『ウィー東城店』(広島県)

地域の「よろずや」的存在の本屋

広島県庄原市東城町にあるウィー東城店。

市内から車で約2時間かかる山の中にある本屋さんだが、実は知る人ぞ知る業界では有名な書店なのだ

一見、どこにでもある郊外型に見えたその書店だが、地域住人のニーズに応える、まるで「よろず相談窓口」のような役割を果たしている。

今でこそ複合型書店はあれど、ウイー東条店は「地域の声」に応えていくうちに、当たり前のように複合化していった。

つまり、生活者には欠かせないものがそこにはあり、「本」もまた生活者の「知りたい」ことへの一部となっているのだ。

ウィー東城店
https://twitter.com/wetojo

 

『神鳥書店』(広島県)

古本屋らしい古本屋

広島県安芸郡熊野町の住宅街に佇む『神鳥書店』は、昔ながらの古本屋といった風貌をしている。

今でこそ東京の神保町ではよく見かける、難しそうな書物がたくさんある書店だ。

いわゆる黒い本 (強いヤケによって紙が黒くなった本)が多くそろい、歴史や広島、書道に関する本が売れ筋だという。

ひと昔前は「故知の集積箱」ともいわれていた古本屋だが、まさに神鳥書店が、それだ。

市内から専門家や研究者も足しげく通っているという神鳥書店は、郷土を語り継ぐ資料が眠る宝庫として大事にしていきたい書店の一つだろう。

神鳥書店
http://www.kandori-shoten.com/

 

『甘茶書店』(呉市)

姉妹のやさしい雰囲気が心地よい本屋さん

広島県呉市阿賀町、大空山を見上げる昔ながらの住宅街にある小さな本屋さん。

姉妹で営んでおり、古本から新刊、リトルプレスなどもとりそろえている。

選書は好きな本ということだけあって、姉妹の雰囲気がにじみ出ている本が多い。

甘茶書店
https://ebanana22.exblog.jp/

 

『岩永書店』(福山市)

二代にわたり愛される町の本屋さん

創業以来、町の書店として親しまれている『岩永書店』は、豊かな自然に囲まれた広島県福山市沼隈町に佇む。

東京の出版社に勤めていた先代が地元福山に戻るも、本を扱う仕事を忘れられず、1976年に書店を開業した。

地域に根ざした営業を続けてきた結果、今では地元住民から愛される町の本屋さんに。

岩永書店
お問い合わせ先:084-987-0168

 

『アカゲラブックス』(※催事場限定)

林業を営む店主がいる本屋さん

島根県智頭町を拠点に、店舗を持たない移動本屋として開業している『アカゲラブックス』。

普段は林業を営む店主。

選書には、今まで読んできた本も含め、林業や自然、食や農業に関するジャンルが多いのも頷ける。

また、「本」というものを楽しんでもらうために、小説やエッセイの表紙を覆い、中の一文を引用した「ワンフレーズブックス」が実に面白い。

アカゲラブックス
https://akagerabooks.stores.jp/

 

『あすな書店』(島根県)

月に1日以外は予約制の書店

古い家並みが残る小さな町に『あすな書店』はある。

決められた開店日は月に1日だけで、それ以外は予約制という珍しい業態の本屋さんだ。

それでも、あすな書店には地元の人はもちろん旅人が訪れることも多く、歴史、古い雑誌、郷土本がよく売れるそうだ。

地元に書店がないことをきっかけに、これまで読んできた本をシェアすることが本屋の始まりだという。

店主が積み上げてきた書籍のラインアップは、なかなかに読みごたえがありそうだ。

あすな書店
お問い合わせ先:morita.i4374@gmail.com

 

『句読点』(島根県)

地域のコミュニティーとして機能する本屋さん

間借りで始めた古本屋から、本好きの二人でスタートした『句読点』。

木製の什器が多くアットホームな雰囲気のある店内には、長く読み継がれていくような本、多様性を尊重できる本が並び、老若男女さまざまなお客さんが足を運ぶ。

現代社会の在り方について、また暮らしの困り事についてなど、一歩踏み込んだ興味深いイベントも積極的に開催し、地域のコミュニティーとしても機能している本屋さんだ。

句読点
https://onl.sc/Su7jBLc

 

 

次回は4月29日(金)18時に配信予定。

 

<広島 蔦屋書店「広島 本屋通り」>
https://store.tsite.jp/hiroshima/event/humanities/25491-1328430318.html

 


堀友良平

堀友良平[株式会社ザメディアジョンプレス 企画出版編集・FLAG!web編集長]

東京都出身。学研⇒ザメディアジョンプレス。企画出版、SNS、冊子などの編集担当。書籍「古民家カフェ&レストラン広島」などのグルメ観光系や、「川栄李奈、酒都・西条へ」などのエンタメ系なども制作。学研BOMB編集部時にグラビアの深さを知りカメラに夢中

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