イベント 2025/04/08

<イベントは終了しました>本がもっと好きになる 本と人をつなぐ「ひろしまブックフェス」開催中

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本好きが集う春の祭典

広島の中心部・紙屋町シャレオで、「ひろしまブックフェス」が今年も開催中です。昨年の初開催で話題を呼んだこのイベントは、今年で2回目。新刊書店、古書店、出版社、取次など、立場の垣根を越えて“本のつくり手”が集う、広島発のブックイベントです。

会場には、約50台の本を詰め込んだコンテナが並びます。出店者それぞれが選書にこだわり、ジャンルも絵本から文学、趣味本まで多彩。新刊と古書が混在する、まさに本の宝箱のような空間が広がります。

親子で楽しめる仕掛けも

春休みということもあり、家族連れや観光客の姿も目立ちます。特に古書エリアでは、懐かしさと新しさが混じる絵本が豊富に揃い、親子で楽しむ姿が印象的です。ページをめくるたびに、思い出や発見が広がります。

記憶をつなぐ本の力

今年は「被爆80年」や「阪神・淡路大震災30年」といった節目を意識した書籍の展示も。戦争や災害をテーマにした本を通して、過去の記憶を語り継ぐ場ともなっています。静かに佇む本たちが、確かなメッセージを届けてくれます。

“立ち呑みブックス”再び

昨年人気を博した「立ち呑みブックス」も再登場。古書店と立ち飲み屋が融合したユニークな空間で、本を片手にお酒を楽しむという新たな読書体験を提供しています。堅苦しさのない、本と人との自然な距離感が魅力です。

さらに、現役古書店店主による「なんでも古本相談」も実施予定。本の扱いや、これから古書店を始めたい人へのアドバイスなど、本のプロならではの視点が得られる貴重な機会となっています。

本を通して、想いがつながる

期間中は、書店主や出版社による日替わりトークイベントも開催され、選書の裏話やおすすめの一冊など、ここでしか聞けない話が楽しめます。

また、地元出版社・ザメディアジョンはカープ本や「被爆80年」関連書籍を展開。地域の文化や記憶を、確かな言葉で伝えるラインナップが並びます。

本は、つくる人、届ける人、手に取る人の想いが重なってできるもの。ひろしまブックフェスは、そんな“手と手をつなぐ”場です。気軽に訪れて、あなただけの一冊に出会ってみてください。

開催は4月10日まで。時間は10時~19時、入場無料です。

<ひろしまブックフェス>
https://www.hiroshimabookfes.com/


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