イベント 2022/04/01

【広島 本屋通り 5月1日開催】書店紹介第1弾! 中四国31書店が一堂に会する大イベント

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来る5月1日は、広島 蔦屋書店にて「広島 本屋通り」というイベントを開催します。

イベント会場には中四国から31もの書店が集まります。

そこで、FLAG!webではイベント出店する書店を4月の毎週金曜日(計5回)に分けて紹介していきます。

『451books』(岡山県)

小説に出てきそうな本屋さん

この外観を見た瞬間、脳裏には「ブックストアで待ちあわせ」(著者:片岡義男/発刊:新潮社)に出てくる本屋がよぎりました。

同書は僕の大好きな小説で、「いつかこんな環境と本屋がある町に住んでみたい」と長年片思い中でしたが、この外観を見た瞬間、きゅんとしてしまったのです。

ブルーと白を基調としたこの倉庫みたいなオサレな建物こそ、本屋「451books」さんです。

「ブックストアで待ちあわせ」に出てくる町は海があり、小高い丘の上のてっぺんに本屋があるのですが、「451books」は岡山県の児島湖に面した住宅街にあるんです。なんというプチ類似点なんでしょう。

まだドキドキしています。

451books
https://www.451books.com/

 

『雨と夢の本屋』(山口県)

まるで文学作品の表紙みたいな本屋さん

文学作品のタイトルのような「雨と夢の本屋」は、山口県山陽小野田市厚狭の集落の高台にある古本屋さんです。

自宅の軒下に本棚が組まれているわずか5坪のスペースを利用して、店頭販売しています。

たくさんの花が植えてある花壇と本棚と本屋の名前は、まるで文学作品の表紙から飛び出てきたような外観で、それを眺めているだけで満足してしまいそうですが、立ち寄った方際はぜひ本棚の前まで行ってください笑。

雨と夢の本屋
https://www.instagram.com/book_store_of_rain_and_dreams/

 

『汽水空港』(鳥取県)

開かれた本屋はやさしく受け入れてくれる

知る人ぞ知る本屋『汽水空港』。

汽水域って聞いたことありますか?

「秩序、権威、正しい答えのないエリア」のことを指します。

ここでは本を通して、(または店主との会話を通して)矛盾と思考と実践の旅へのきっかけになればという思いを込めているそうです。

県内外問わず、多様なバックグランドを背負う人たちを笑顔でやさしく迎え入れてくれる、ある意味、理想の本屋です。

汽水空港
https://www.kisuikuko.com/

 

『古本 冬營舎』(島根県)

本当にこもってしまいそうな古本屋さん

松江城と宍道湖に挟まれた、商店街のはずれの路地にひっそりとたたずむその姿は、まるで冬ごもりしている様子にも見て取れる『古本 冬營舎』。

店内の広さがちょうどよく心地よい空間で、のんびりとゆったりとした自時間が流れています。

店内ではコーヒーやビールも販売。

閲覧自由の本がカウンターに並び、オフの日の昼下がりにビール片手に読みふけるのも良さそうです。

ああ、そうか。確かにこもってしまいそう。

古本 冬營舎
http://books-toeisha.jugem.jp/

 

音鳴文庫(島根県)

山にある隠れ家的本屋さん

川沿いに山奥へと進むと一本の橋が見えます。

おそるおそるその橋を渡った先で、車のナビゲーションは「目的地に着きました。おつかれさまでした」と、まるで案内を放棄したかのように終了。

なぜ放棄したと思ったか。

路の上だったからだ(涙)。

しばらくすると、小路から女性が出てきて「音鳴文庫ですか?」と案内してくれたことを思い出すのが『音鳴文庫』です。

隠れ家的な同店は、元牛舎だった納屋を改装したものだそう。

まるで秘密基地のようで、店にたどり着くまでもがわくわくできる本屋さんです。

佇まいが素敵な本の仕入れを意識している店主が、イベントではどんな選書を並べるのか楽しみです。

音鳴文庫
https://www.instagram.com/otonari_bunko/?hl=ja

 

次回は4月8日(金)18時に配信予定。

<広島 蔦屋書店「広島 本屋通り」>
https://store.tsite.jp/hiroshima/event/humanities/25491-1328430318.html

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堀友良平

堀友良平[株式会社ザメディアジョンプレス 企画出版編集・FLAG!web編集長]

東京都出身。学研⇒ザメディアジョンプレス。企画出版、SNS、冊子などの編集担当。書籍「古民家カフェ&レストラン広島」などのグルメ観光系や、「川栄李奈、酒都・西条へ」などのエンタメ系なども制作。学研BOMB編集部時にグラビアの深さを知りカメラに夢中

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