新刊 広島本
公開:2026/09/09

桑田真澄との出会いから、カープの正捕手へ。西山秀二が振り返る野球人生『赤き球団の魂 西山秀二』

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  • 西山秀二
  • 赤き球団

ひとりの野球少年が、プロ野球選手になった。

そこには、最初から決められた道があったわけではない。

大阪で野球に夢中になった少年時代。そこで出会った、のちにプロ野球界を代表する投手となる桑田真澄さん。高校野球を経て、南海ホークスへ。そして、広島東洋カープへ。

『赤き球団の魂』は、元広島東洋カープの捕手・西山秀二さんが、自身の野球人生を振り返る自伝です。

野球どころの大阪から始まった

▲「大正住宅Aチーム」時代(本書より引用)

本書は、西山さんが少年時代を過ごした大阪での野球の原体験から始まります。

小学生の頃、地域のソフトボールチームで野球に親しみ、中学校では野球部へ。

そこで出会ったのが桑田真澄さんでした。

後にプロ野球選手として、ともに注目を集めることになる二人ですが、その始まりは、ひとりの野球少年と、同じチームでプレーする少年との出会いでした。

そして中学時代、西山さんは捕手というポジションと向き合うことになります。

「捕手・西山秀二」の原点ともいえる時代です。

高校野球、そしてプロの世界へ

▲上宮高校2年生の秋季大会・大阪府予選準決勝 PL学園戦で桑田投手から本塁打(本書より引用)

高校は上宮高校へ進学。

厳しい環境のなかで野球と向き合い、やがてプロ野球を目指すようになります。

1985年、ドラフト4位で南海ホークスに入団。

そこから、西山さんのプロ野球人生が始まりました。

しかし、プロになったからといって、すべてが順調に進んだわけではありません。

本書の第2章では、プロ入り後の現実や、二軍での日々、そして1987年シーズン途中の広島東洋カープへの移籍などが綴られています。

「カープの捕手」として

カープへ移籍した西山さんを待っていたのは、長くチームを支えてきた捕手・達川光男さんをはじめとする先輩たち。

本書では、そこから正捕手を目指していく過程や、投手陣との関わり、捕手というポジションならではの苦労やこだわりが語られます。

北別府学さん、大野豊さん、川口和久さん。

そして、その後のカープを支えることになる選手たち。

さまざまな選手とともに戦った時間が、西山さん自身の言葉で振り返られています。

広島東洋カープの歴史を、選手の視点から読むことができるのも、本書の魅力です。

あの頃のカープを知る人へ

昭和から平成へ。

プロ野球を取り巻く環境が変化していった時代に、西山さんは20年間、現役選手としてグラウンドに立ち続けました。

その20年間には、数えきれないほどの壁や挫折もあったといいます。

それでも振り返れば、苦しかった日々こそが、今も色あせない「財産」になっている。

『赤き球団の魂』は、そんな西山さんの野球人生を、一つひとつの記憶とともに辿る一冊です。

カープ黄金期を熱烈に応援していた往年のファンには、懐かしい選手たちとの記憶を呼び起こす一冊として。

そして、西山さんの現役時代を知らない若い世代には、かつてのカープとプロ野球を知るきっかけとして。

ひとりの捕手が歩んだ20年間を通して、あの時代のカープをもう一度見つめる。

『赤き球団の魂』は、世代を超えて楽しめる自伝本です。

著者プロフィール

西山秀二

大阪府出身。1967年7月7日生まれ。
1985年、南海ホークスに入団。1987年シーズン途中に広島東洋カープへトレード移籍。1994年、1996年にベストナイン、1996年にゴールデングラブ賞を受賞。広島の捕手として初めて規定打席に到達し、打率3割をマーク。2005年に読売ジャイアンツへ移籍し、同年引退。

赤き球団の魂 西山秀二

赤き球団の魂 西山秀二

著者: 西山 秀二

定価: 1,760円(本体1,600円+税10%)

判型: 四六判

ISBN: 978-4862508911

発売日: 2026年9月30日

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この記事は2026年9月9日の情報です。

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