イベント 2021/09/18

舞台「恋とか愛とか(仮)5」9月23日より開催! コットン西村が見どころを紹介!

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2015年4月~2021年3月まで広島ホームテレビにて放送されていた恋愛力強化バラエティ『恋とか愛とか(仮)』(通称:コイカリ)。

番組に寄せられた実際の恋愛エピソードをドラマ化し、視聴者が選択肢を決めることでラストが変わるという斬新な手法で、大きな話題を集めました。

テレビとは違う魅力が詰まった舞台は、今回で第5回目。

今月23日(木)~26日(日)にかけて、YMCA国際文化ホールにて開催。

番組でコンシェルジュを務め、24日(金)にはゲスト出演するコットンの西村真二さんに話を伺いました。

 

初のドラマエピソードとオンライン配信を導入

ーー今回の舞台の見どころを教えてください。

今までは「結婚」「家族」などをテーマに、舞台用のストーリーで展開してきましたが、今回は約50のテレビドラマエピソードから3つを選りすぐって、舞台化してお届けします。

番組を観てくれていた視聴者の方には、「これ、観たことある!」と楽しんでもらえるんじゃないかと思います

もちろん初めてコイカリの舞台を観る人にもぴったりです。

ーー今回は初の試みとなるオンラインでの配信もありますね。

そうです! コロナ下ということもあり、オンラインでの配信も予定しています。

オンラインではその場でストーリーの選択肢を選ぶことはできませんが、Aバージョン、Bバージョンと、アーカイブ的に観られるようになっています。

チケットも手軽な価格ですので、舞台初心者の人にも、ぜひ試してもらえたらと思います。

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出演者の熱を感じる観客一体型のエンターテイメント

▲前回の舞台の様子

ーーテレビと舞台の魅力の違いはなんでしょうか。
舞台は「観客と一緒に作るもの」と、よく言われますが、この言葉がこれほど当てはまる舞台はほかにないんじゃないかと思います。

ストーリーの中で主人公が決断に迫られるとき、AなのかBなのか、その行方は観客にゆだねられます。

拍手の大きさでどちらかの結末が選ばれるのですが、観客の中には、ストーリーに感情移入するあまり、1人で5人分くらいの拍手をする人もいて(笑)。

そして、その日Aのストーリーを観たとしても、今度はBだったらどうなっていたんだろうと気になっちゃう。

連日通ってくださる観客の方が少なくありませんが、何度観ても新鮮なのが一番の魅力だと思います。

▲旋回の舞台の様子

ーー舞台はテレビよりも、よりリアルに感じてしまいそうですね。

テレビだと、お茶の間で「私だったらこうしてたな」と、ちょっと距離のある感じで観ていたと思うのですが、舞台は目の前でストーリーが繰り広げられます。

まるで、カフェの隣のテーブルでカップルがケンカしているのを覗き見するような、妙な生々しさがあるんです(笑)。

舞台に立つモデルさんやお笑い芸人さんの中には、実は役者経験のない出演者が多いのですが、実体験のストーリーを演じることで自分の過去と重なるものがあるのか(笑)、すごくリアルな演技を見せてくれます。

推しの出演者さんがいる人は、「この人、こんな表情もするんだ」と、新たな発見もあるはずです。

 

番組をまとめた書籍は恋愛バイブルとしておすすめ

▲舞台チケットをオンラインで購入した方は西村真二さんと犬山紙子さんのサイン入り本特典付き(30冊限定)※当日サイン本物販も予定しています

ーー今年4月に番組が書籍化されました。

書籍の中でも述べていますが、出演していてこれほど楽しい番組はなかったんです。

視聴者の皆さんが勇気をもって寄せてくれるエピソードに対して、「あるよ、あるある」と一緒に恋の傷を舐め合うような感じ(笑)。

それらが活字になったことで、コイカリがまだ続いていくような、そんな嬉しさを覚えました。

書籍は良い意味で余白があります。

恋愛に絶対的な正解はないから、自分が抱えている悩みや状況で、以前読んだエピソードがまた違って見えたりすると思うんです。

「こんなダメな男、ダメな女になっちゃダメだ」と、数々のエピソードから恋愛を学び、恋のバイブルとして本を手にしてもらえたら嬉しいです。

ーー反響はありますか?

DMで感想を送ってくださる方の中には、20代半ばの方からは「現在、まさにエピソード〇〇中です!」とか、40代の方からは「当てはまるエピソードがあって、懐かしく思い返しました」とか、ありがたいことにそんな感想をいただきます。

コイカリ欲を発散!生ならではのコイカリワールドへ

ーー舞台を楽しみにしている人へメッセージをお願いします。

今回、僕はゲスト出演として1日だけ舞台に立ちます。

テレビではもう1人のコンシェルジュ、犬山紙子さんとの掛け合い赤裸々トークを楽しみにしてくれていた視聴者さんもいるのですが、犬山さんとは別日の出演です。

番組が終わって半年「こんなこと話したい! あんなこと話したい!」とコイカリ欲が爆発しそうなので(笑)、「犬山さんだったらこう言うと思うんですけど」と、2人のトークを再現するようなかたちで、色々とお話しできたらと思います。

テレビのおもしろさはもちろんですが、舞台で味わう生の「コイカリワールド」は格別! 

観客の方あっての一体型エンターテイメントですので、ぜひ1人でも多くの人に足を運んでほしいです。

 

「コイカリ」の舞台について、その魅力をたっぷりと語ってくれた今回のインタビュー。

テレビ放送されていたとき、番組を観て夜中ににっくん(西村さん)と紙子さん(犬山さん)が飲み屋で恋バナを聞いてくれているかのような、そんな感覚に包まれたのを思い出しました。

人と気軽に会ったり、外出しづらいコロナ下ですが、良質なエンターテイメントは心の栄養。

ぽっかりと空いた心の隙間を、「コイカリ」の舞台がきっと埋めてくれるはず。

誰かと他愛もない恋愛トークを存分にしたい、そんな人にこそぜひ観てほしい作品です。

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取材・文/浅井ゆかり

 


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