『サボ力』—— サボ力の意味とは?「サボる」は怠けではない
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「真面目に働いているのに成果が出ない」「毎日が忙しいのに充実感がない」──そんな悩みを抱えていませんか?
9月30日発刊の新刊『サボ力』は、そんな頑張りすぎる人にこそ読んでほしい一冊です。
本書が説く「サボ力」とは、怠けることではなく“やらないことを決める勇気”。無駄な努力を手放し、本当に大切なことに集中することで、仕事も生活も驚くほど効率化できるといいます。
本業のコンサルティング、副業での法人経営、そして育児という3つの大きな責任を並行して進めているにもかかわらず、周囲からは「飄々(ひょうひょう)としている」と言われることが多いという著者だからこそ、本書に説得力があります。
サボ力の意味とは?
サボ力とは「やらないことを決め、限られた時間を最大限に活かす力」のこと。
著者はこう語ります。
「効率化によって生まれた時間を、より価値の高い活動にあてることで、結果として周囲以上の成果を上げることができる」
つまり“サボる”ことは悪いことではなく、成果を出すための戦略的選択なのです。
効率化のコツ1:やめる勇気を持つ
「やることリスト」よりも大切なのが「やめるリスト」。
不要な会議や意味のない作業をやめることで、集中すべき2割にエネルギーを注ぐことができます。
「果たして本当に“忙しくしていること”や“頑張っているように見えること”が価値のある働き方なのでしょうか?」
効率化のコツ2:人に任せて150%の成果を出す
自分ひとりで抱え込むより、人や仕組みに任せるほうが成果は高まります。
「自分が100%やるより、人に任せて150%の成果を出す」
効率化は、委任と自動化の仕組みづくりから始まります。
効率化のコツ3:努力=美徳という思い込みを手放す
「頑張っている姿勢」だけが評価される社会では、無駄な努力が常態化します。本書は「努力=美徳」という固定観念を壊し、“正しい努力”に集中することの重要性を説きます。
効率化のコツ4:生活にも応用できるサボ力
サボ力はビジネスの場だけでなく、家庭や日常にも役立ちます。
• 家事や育児を「制約」ではなく「能力向上の機会」として捉える
• 人間関係を“サボる”ことでストレスを減らす
そんな実践的なヒントも紹介されています。
効率化のコツ5:快適さを戦略的に選ぶ
快適な選択を戦略的に積み重ねることで、不快なものが整理され、結果的に本当に大切なことに囲まれた生活が手に入ります。
「積極的に快適さをつかみ、不快を整理することで、充実した生活を送れる」
サボ力はあなたの人生を軽くする
『サボ力』は単なる仕事術ではありません。
無駄を削ぎ落とし、余白をつくり、成果と心のゆとりを両立させる“生き方のデザイン”です。
今回紹介した 5つの効率化のコツ はあくまで入口にすぎません。本書を読み進めれば、「やめるリスト」の実践方法や、任せ方・仕組み化の具体的なステップ、生活への応用法まで、さらに深いノウハウに触れることができます。
忙しさに押しつぶされそうな社会人、効率化を求める学生や主婦にとって、『サボ力』は人生を変える一冊。読むことで「頑張らなければ」という思い込みから解放され、ラクに成果を出す新しい道が見えてくるでしょう。
著者プロフィール
谷川 輝(たにかわ・ひかる)
株式会社BitBiz代表。起業家だった父の影響もあり、1日の行動をすべて付箋に書き出すなど、幼少期から「サボ力」につながる思考・行動力を養う。
大学卒業後は社労士法人で数百人規模の組織改善に携わり、上場企業の労務デューデリジェンス業務を経験。入社3年目にデジタル化の新規事業を立案し、労務デューデリをWEB上で完結させるシステムを独自に開発。
28歳のときに独立し、現在は複数企業業務改善コンサルティングに従事。無駄な作業や思考の罠から解放され、最小限の労力(ストレス)で最大限の成果(幸せ)を生み出す「サボ力」メソッドを提唱。
本書概要
<内容>
働き方改革や副業解禁の波を受け、「収入を増やしたいけど時間が足りない」ビジネスパーソンが増える今、従来の「努力しろ」「とにかく頑張れ」的な昭和式根性論が限界をむかえています。
本書『サボ力』は、ただ怠けることではなく、本質的な価値(自分にとっての快適さや幸せのあり方)を見極め、無駄(不要なストレス)を省くための実践的メソッドを提供します。
「やらなくていい仕事」を見極める3つの視点、「自分の時間単価を上げる」働き方、スマホを「行動促進マシン」に変える具体的テクニックなど、すぐに実践できるメソッドを具体的な事例とともに分かりやすく紹介。
「忙しいのに成果が出ない」というジレンマから脱却し、最小の労力(ストレス)で最大の成果(幸せ)を生み出す「サボる力」を磨くことで、本業・副業・プライベートすべてを充実させる新時代の働き方が身につきます。
<目次>
第1章
「サボる」の正しい理解
―マインドセット編―
第2章
やめる・減らす技術
―削減・整理編―
第3章
他人に任せる・自動化技術
―委任・仕組み化編―
第4章
具体的なツール活用法
―実践・応用編―
第5章
『サボ力』を身につけ続けるために
―継続・発展編―
<概要>
タイトル:サボ力
発売日:令和7年9月30日(火)
体裁:B6判/本編264頁
販売エリア:全国の主要書店、Amazon、楽天ブックスほか
販売価格:1760円(税込)
発行:ザメディアジョン

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