<イベントは終了しました>伝統と前衛が交差する!ひな祭り特別イベント「前衛弁当作家nancyの弁当アート展」
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「弁当は食べるものだ」——そんな常識を軽やかに覆すのが、前衛弁当作家nancy。
彼女の作品は、弁当という枠を超えた“アート”そのもの。いや、むしろこれはアートと呼ぶべきか、それとも食べ物と呼ぶべきか…そんな哲学的な悩みすら生じる。
今回の展示「しらいち町家弁当美術展」は、東広島市の白市地区で「第一回白市町家ひな祭り」と同時開催されるようだ。
「しらいち町家弁当美術展」の会場は、歴史ある「伊原正三家住宅」。そこに並ぶのは、美術作品をモチーフにした弁当写真の数々。たとえば、岸田劉生の『麗子微笑』を模した「麗子弁当」。おかずの配置ひとつで、あの独特な微笑みを見事に再現している。そして、『キャリー』の血まみれシーンを具材で表現した「キャリー血まみれピザ弁当」は、食欲をそそるのか、それとも躊躇させるのか…答えは、あなたの感性と胃袋に委ねられる。どんな弁当写真が並ぶかは、行ってからのお楽しみにしよう。

▲『麗子微笑』を模した「麗子弁当」
nancyさんの弁当作りの真髄は、単なるキャラ弁とは一線を画する「アートとしての弁当」だ。彼女は食材の特性を巧みに活かし、マッシュポテトで立体感を出す「枯山水弁当」や、食紅ペンで繊細なイラストを描く「オブラートアート」、フォカッチャに野菜で模様を描く「フォカッチャアート」など、多彩な手法を駆使する。
そして今回、ワークショップではこの「オブラートアート」を体験できるとのこと。つまり、あなたも“食べられる名画”の創作者になれるチャンスだ。

▲蒸しパンでのオブラートアート
さらに、彼女がライフワークとしている「大好きな作家に弁当箱を作ってもらう」プロジェクトの作品も展示。アーティストが手がけた弁当箱と、その弁当箱を使ったコラボ弁当は、まさに“食と芸術の融合”の象徴。これらの作品はSNSでも大きな話題を呼び、国内外のアート好きやフードファンを唸らせている。

▲漆描家田中英一の弁当籍と「木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧(葛飾北斎)」をモチーフにした弁当 弁当箱を作ったアーティスト:井手原敬一、オクムラシノブ、佐々木しず
伝統と前衛が交差するこの空間で、あなたの“弁当観”が揺さぶられること間違いなし。
さあ、あなたはこの“弁当アート”を、どう味わう?
<イベントおよびワークショップ申し込みフォーム>
https://docs.google.com/forms/d/1sn1Ssu-7_XhZapG5Yt2feS7ocodg2oA4j4Aqeuzdleo/viewform?edit_requested=true
| しらいち町家弁当美術屋 2月23日(日) ~3月3日(月) 10:00~ 16:00 |
前衛弁当作家nancyさんによる、美術作品をモチーフにした弁当写真パネルを展示。さらに、ライフワークとして取り組む「大好きな作家に弁当箱を作ってもらう」活動で、アーティストが制作した弁当箱と、その弁当箱を使用して作られたコラボレーション弁当の写真もこ覧いただけます。
ひな祭りのアートイベントにふさわしい、特別な展示内容となっています。町家に飾られるひな人形とともに、ぜひご鑑賞ください。
展示場所
伊原正三家住宅
(広島県東広島市高屋町白市1082)
観覧
無料
| <イベント&ワークショップ> 蒸しバンdeオブラートアート 3月1日(土)① 11:00~ ② 13:00~ ③ 15:00~弁当作リとリンクしたワークショップ。前衛弁当制作に欠かせないオブラートアートの技術を、どなたでも楽しめるようにアレンジしたワークショップです。蒸しパンをベースに、チョコレートや砂糖菓子でデコレーションを施し、自分だけのオリジナル蒸しパンを仕上げていただきます。完成した蒸しバンは、そのままお持ち帰りいただけます。 |
場所
伊原正三家住宅
(広島県東広島市高屋町白市1082)
定員
各回6人
参加費
500円(税込み)※要予約
| <イベント&ワークショップ> 住田卓也”Solo Bass Exhibition”&AFTER TALK 広島から発信するアートと音楽(前衛弁当作家nancy×住田卓也×銀職人・松浦仁忠) 3月2日(日)15:30~(15:00開場)ベース1本に多彩なエフェクターとテクニックを駆使し、ミニマルなループから壮大なサウンドツアーへ。住田卓也さんのライブパフォーマンスは一つの「展示」として観客を音の旅へと誘います。日々進化を続けるその挑戦は、まさに前衛そのもの。歴史ある空間で、時空を超えたサウンドスケープをお楽しみください。 ライブパフォーマンス後は、住田卓也と前衛弁当作家nancy、魏職人・松浦仁忠さんを交えて、3人で現在のパフォーマンス、アートとの向き合い方、そして今後の活動と可能性、広島から発信していくことの意味について語ります。 |
場所
伊原正三家住宅
(広島県東広島市高屋町白市1082)
定員
40人
入場料
1000円(税込み)
「伊原正三家住宅」とは
伊原家住宅は白市中心部にある大正4年建築の町屋。趣向を凝らした意匠や伝統的な和風建築に当時の流行を取リ入れた大正期ならではの特徴が表れている。巧みな職人技が随所に見て取れ、この時代の地方大工の技術の高さを示している。
登録有形文化財(建造物)
<お問い合わせ先>
主催:NPO法人白市町家保存会
shiraichimachiya@gmail.com
<イベントおよびワークショップ申し込みフォーム>
https://docs.google.com/forms/d/1sn1Ssu-7_XhZapG5Yt2feS7ocodg2oA4j4Aqeuzdleo/viewform?edit_requested=true
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