TSSテレビ新広島 開局50周年記念ドラマ放送決定 原作は稲田幸久『10 YEARS AFTER』(ザメディアジョン刊)
- 10yersafter
- ドラマ化

被爆80年の広島を舞台に、新しい“記憶の物語”が誕生。
原作は稲田幸久の小説『10 YEARS AFTER』。
広島駅前の喫茶店を舞台に、過去・現在・未来が行き交う人間ドラマです。
過去・現在・未来をつなぐ三つの時間
舞台は広島駅前の喫茶店「ふんすい」。
1975年、2025年、2035年の三つの時代が交錯し、さまざまな人の物語が重なっていきます。
50 YEARS BEFORE(1975)
復興を遂げる広島。母と娘の日常に、“あの日”の記憶がそっと息づく時間。
NOW SQUARE(2025)
テレビ局で働く主人公が、被爆80年を前に「語り継ぐってどういうこと?」と悩みながら動き出す。
10 YEARS AFTER(2035)
語り部のいない未来。子どもたちは新しい形で“記憶”を受け継いでいく――。
TSS50周年ドラマ、広島から全国へ
TSSテレビ新広島 開局50周年記念ドラマ『“あの日”を知らないあなたへ ~10 YEARS AFTER~(仮)』はTSSとBSフジの共同制作で、放送は2026年2月(ゴールデン帯)予定。
脚本はA・ロックマン、監督・キャストは後日発表。
さらに、ライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM」と連携して出演キャストを全国から募集。
全国応募の【本枠】と、広島・近隣限定の【新人枠】で競われ、最終審査1位はドラマ出演確定!
まさに次世代スター発掘プロジェクトでもあります。
TSS50周年プロジェクト委員長・川上伸一さんは語ります。
「広島の記憶を未来へ残すことは、TSSに課せられた使命。
広島から全国へ、そして未来へ。心に残るドラマを届けます。」
原作『10 YEARS AFTER』ってどんな本?
原作は、広島で生まれ育った人たちの“心の継承”を描いた小説です。
喫茶店や街の描写を丁寧に積み重ね、過去と今と未来を行き来する構成が特徴。
ドラマ版では、その世界観を生かしながら、映像ならではの新しい表現で“記憶”を紡ぎます。
小説を読んでから見ると、また違った楽しみ方ができそうです。
稲田幸久(いなだ・ゆきひさ)
広島市出身。安芸高田市職員を経て作家デビュー。
人や街の営みを丁寧に描きながら、“記憶の継承”をテーマにした作品を手掛けています。
『10 YEARS AFTER』
出版社:ザメディアジョン
発売日:2025年3月21日/定価:1,650円(税込)
広島駅前の喫茶店を舞台に、1975年・2025年・2035年の時間を行き交う物語。
“語り部のいない時代”にどう記憶をつなぐかを描いた、静かで力強い一冊です。
◆ドラマ番組公式サイト

10 YEARS AFTER

関連記事
-
新刊 観光・旅 エンタメ
大牟田を歩けば映画の余韻がついてくる 映画『オオムタアツシの青春』公式ガイドブック発売
映画の舞台になった場所を訪れたことはあるだろうか。 「この坂道、あのシーンのやつだ!」とか、「この喫茶店、ほんとにあったんだ」と、画面越しの物語がふいに自分の……
2025.07.31
-
エンタメ PR
【イベントは終了しました】12月21日(土)ドキュメンタリー映画『まちの本屋』上映会&大小田監督トークイベント開催
12月21日(土)、広島 蔦屋書店ではドキュメンタリー映画『まちの本屋』上映会&大小田監督トークイベントを開催します。 舞台は、兵庫県……
2024.12.19
-
新刊 エンタメ
【1月22日発売】小芝風花主演! 映画 『レディ加賀』公式ガイドブック
令和6年能登半島地震の被災者の方々へ心よりお見舞い申し上げます。 被害を受けられた皆様の安全と1日でも早く平穏な生活に戻られますことを心よりお祈り申し上げます……
2024.01.22
-
エンタメ PR
映画『愛にイナズマ』音楽担当・渡邊崇 11月3日サロンシネマで舞台挨拶決定
10月27日から全国公開の映画『愛にイナズマ』で、音楽を担当した広島市安佐南区出身・渡邊崇さんによる舞台挨拶が決定。 渡邊さんは、映画音楽を数多く手がけ、……
2023.10.26