エンタメ 2018/05/10

【絶賛公開中/ママレード・ボーイ】本当の恋は甘いだけじゃない? 来広した主演・桜井日奈子さんに密着

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吉住渉の人気コミック「ママレード・ボーイ」がついに映画化! 原作はシリーズ累計100万部突破した少女漫画。アニメ化や台湾での実写化を経て、4月27日(金)から全国にて映画が絶賛公開中。4月下旬にキャンペーンのため来広した、主演の桜井日奈子さんの会見をレポート。

ママレードのような“甘酸っぱい”恋をしてみたい!という方必見

“台湾”には目がない編集たにです。実はめちゃくちゃ台湾のアイドルが好きで、一世を風靡した『花より男子』や、こういう恋をしたい!と憧れてしまう『花ざかりの君たちへ』など、日本のコミック原作の台湾ドラマを見ては、よくキュンキュンしてました(笑)。少女コミックの代表と言われる『花より男子』で、F4の美作あきらを演じるケン・チュウが主演を務めた2001年公開の『ママレード・ボーイ』。約16年という時間&国境を超えて、ついに日本でも映画化です! 吉住渉ファン、ママレード・ボーイファンからすると「待ってました!!」という感じです!(笑)

両想いなのに、周りの人からのアドバイスやいたずらによって恋愛がうまくいかなくなったり、好きだけどお互いの未来のことを考えてそれぞれの道に進んだり……など、学生時代に甘酸っぱい恋を経験した女の子も多いのではないでしょうか。もちろん毎日好きな人と一緒に入れるのはすごく幸せだけど、「恋」は何気ない相手の一言・態度で一喜一憂してしまうもの。好きになればなるほど、本当の恋って甘いだけじゃなくて、「ママレード」のように甘酸っぱい気持ちになってしまいますよね。「ママレード・ボーイ」はそういう女の子の気持ちを描いている、甘くてときに切なく感じるラブストーリーです。

桜井日奈子さんの舞台挨拶をレポート!

4月下旬。映画初主演を務める桜井日奈子さんが、試写会終了後に舞台挨拶で登壇。その一部始終をレポートでお届けします。

―ー初主演ということで、最初お話をいただいた時はどんなお気持ちでしたか?
「まだ数えるぐらいしか作品に出ていないので、私に主演というお話をいただけるとは思ってなかったです。たぶん人違いなんじゃないかな……、となかなか信じられなかったです。ですけど、うれしかったですね。」

ーー伝説的少女コミックということで、初主演というプレッシャーは?
「撮影のときはそんなに意識してなかったですが、(ママレード・ボーイには)原作ファンがたくさんいらっしゃるので、公開を迎える今、すごくプレーシャーを感じています。」

ーー完成した映画を初めて見たときの感想を教えて下さい。
「最初見たときは『本当に自分大丈夫だったかな』と不安な気持ちだったんですが、2回目に見たときは、客観的にちゃんと見ることができて、本当に『遊』という素晴らしい男の子と恋愛したな~と。本気の恋は甘いだけじゃない、と(映画のチラシに)書いてありますけど、幸せだけじゃない、どうしようもならない想いという、苦い部分も切ない部分もたくさん描かれていると思います」

ーー吉沢亮さんとの共演はいかがでたか?
「吉沢さんは本当に温かい方ですね。最初、無口な方なのかなと思っていたのですが、作品に入ると全然そんなことなくて……!たくさん話かけてくださいましたし、共演者の佐藤大樹さん(須王銀太役)や優希美青ちゃん(秋月茗子役)とご飯に行こうと率先して誘ってくださったり。私が岡山出身なので、岡山弁を真似してくださったり、すごく温かい方と感じました。」

ーーお芝居で吉沢さんがリードされる部分はありましたか?
「終始リードをしてもらいましたね。自分の引き出しの無さは痛感していたので、吉沢さんの芝居を受けて、自分がちゃんと光希になれたな~と思いました」

ーー保健室でのキスシーンはいかがでしたか?
「緊張しました~~。この作品の中で初めてのキスシーンが保健室のシーンで……。その撮影の直前までずっと緊張しっぱなしで……。私、口のまわりに結構食べかすをつけがちなので…、撮影前に入念にチェックして挑みました(笑)」

ーー豪華キャストの両親Sとの共演はいかがでしたか?
「それも緊張しましたね。冒頭の家族6人での食事のシーンの撮影の時が、両親Sの皆さんとははじめましてだったので、緊張しました(笑) 相当緊張して撮影に挑んだんですけど、(食事のシーンにある)泣きのシーンを帰りのエレベーターで谷原さんが褒めてくださって、一生忘れられないな~と思いました」

ーー2回目に見る時に、注目をしてほしいシーンはありますか?
「廣木監督に褒められたシーンが一つあって、ママレードを両親ズや吉沢亮さんにまわして、最後光希が机の上に置くシーンなんですが、すごく良かったと言われました。ジャムを机の上に置く絶妙なタイミングとか、いとおしく置く感じがすごく良い!と褒めていただきました(笑)」

ーー役柄でヘアチェンジをするのは初めてですか?
「はい、初めてです!他の役者さんたちが髪色変えたり、ヘアスタイルを変えたりするのをすごくいいな~と。すごく憧れていたので、ヘアチェンジできてうれしかったです!」

ーー最後に広島のファンに一言お願いします。
「私にとっては初めての主演作品で、本当に大切で、宝物みたいな作品なので、たくさんの人に見ていただきたいです。SNSでママレード・ボーイ良かったよ、と拡散してもらえると嬉しいです」

 

主人公・光希が羨ましい……! 全世代がときめくラブストーリー

『PとJK』や『オオカミ少女と黒王子』など、数々の少女漫画原作を映画化してきた廣木監督の最新作。もうそれだけで本作品への期待値は高いのですが、見終わったとき「ただただ光希が羨ましいー!」とホッコリとした気持ちに。あぁ、こういう青春を高校時代に送りたかった……!(いや、今からでも遅くない……!?)世代問わず多くの女性が胸キュン&共感できるラブストーリーに仕上がっています。吉住渉さんや『リボン』のファンの方は原作との違いを、私のように台湾ドラマを見たことある方は、描写や雰囲気の違いを楽しんでみるのもおすすめです。もちろんまだ『ママレード・ボーイ』を見たことのない方も必見です!

 

<STORY>


ある日突然、両親から離婚することを告げられた高校生・光希。旅先で出会った松浦夫妻と気が合い、母親がその夫と、父親がその妻と恋に落ちたためお互いのパートナーを交換して再婚すると言い出して!? 更には松浦夫妻の1人息子で光希と同い年の遊も含めてみんなで一緒に暮らすことに…。遊からの不意打ちのキス、一度自分をフッたはずの初恋相手の銀太からの告白、親友の茗子のある事件など思いがけない出来事が起こる日々のなかで、光希は次第に遊に惹かれていく。甘いけれどクールな遊に翻弄されながら、ひとつ屋根の下に住む毎日はドキドキの連続。でも、ある日遊は光希と自分の2人の秘密を知ってしまう。はたして2人の恋の行方は…?

 

<キャスト>

出演:桜井日奈子、吉沢 亮
中山美穂、檀 れい、谷原章介、筒井道隆、佐藤大樹、優希美青ほか
原作:「ママレード・ボーイ」吉住渉(集英社文庫〈コミック版〉)
監督:廣木隆一 脚本:浅野妙子 廣木隆一 音楽:世武裕子
主題歌:GReeeeN「恋」(ユニバーサルミュージック)
©吉住渉/集英社 ©2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会

<公式HP>
http://wwws.warnerbros.co.jp/marmaladeboy/#index

 


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