お知らせ 2019/04/23

「人に会いに行く」新しい広島観光ガイドブック【4月25日発売】

タグ:

先日、広島市内で無事に出版記念パーティーを終えた尾崎香苗さんは、書籍「未来を旅するHIROSHIMA」の企画・編集者だ。その書籍制作とほぼ同時に、起業までこなした。

書籍「未来を旅するHIROSHIMA」出版記念パーティーには、尾崎さんを慕う約100人が来場し、尾崎さんはこの書籍を制作するにあたって「未来を旅する編集会議」なるグループを立ち上げた。今回、そのメンバーたちが一人一人、自身が住む地域を自分の文章で紹介。その文章の集まりが一冊の書籍となったのが「未来を旅するHIROSHIMA」です。

宮島や原爆ドームだけじゃない、広島の里山の魅力がぎゅっとつまった本

尾崎さんは、私たちに出版の企画を持ってきたとき「観光ガイドブックを作りたいんです。でも、観光の形って多種多様化していて、なんでもない景色に魅かれたり、そこに住む人たちに魅かれたりして、会いに行きたくなる。そんな観光ガイドブックがあっても面白いのかなと思いました」と話してくれた。モノや景色などハードな部分を紹介する観光ガイドブックが多いなかで、事柄や人といったソフト面を紹介する観光ガイドブックはあまり見かけない。これを広島で制作する意味は十分にあると思った。

2017年から県がたちあげた事業「ひろしま里山ウェーブ」に、尾崎さんもかかわっていた。この事業は限界集落を抱える里山には、とても大きな変革をもたらした。微弱で小さな動きから始まったが、今や関係人口は数倍に膨れ上がっている。「自分たちが住んでいる地域を、何とかしたい!」そんな思いを抱えていた人たちのパワーは、地域に変化をもたらし、「観光」という概念を少し変えていくかもしれない。その人たちのなかの数人が、書籍「未来を旅するHIROSHIMA」執筆者でもある。

尾崎さんは「宮島や原爆ドームだけじゃない、広島の里山の魅力がぎゅっとつまった本です。地域の若者や地域に関わる仕事人が大切にしている人やモノ、コト、地域のディープな情報を独自の目線で紹介しています。美しい風景やひとりひとりの文章に、地域やその人の性格が表れています」と話してくれた。

世界遺産が2つもある県は、他県に比べて珍しいことであり、その遺産を知ってもらうための観光、もしくは教養観光は十分に発達している県であるからこそ、地域の魅力がかすんで見えてしまうのも事実です。ただ、ほか地域に住む人たちは、観光という手段の前に、その地域ならではの問題を抱えている。その問題と直に向き合い、地域ならではの町おこしをしている。

「この本づくりを通じて、地域に暮らす仲間たちの素晴らしい魅力やこだわりにも触れられましたし、地域とまちをつなぐ役割の大切さも知りました。少し足を伸ばせば、こんなにも素敵な地域があること、素敵な人がいることを伝えたい。この本を読んでピンと来た方は、ぜひ出かけてみて欲しいです」

人が何に魅かれて、どう行動するかは、計り知れない。そういった意味で、この書籍は新しい観光の形を提唱している。

4月25日発売「未来を旅するHIROSHIMA」

タイトル 「未来を旅するHIROSHIMA」
発売日 4月25日 ※書店およびAmazonで販売

<Amazon>
https://www.amazon.co.jp/dp/4862506240/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_tFSVCb9QH1E19

著者 未来を旅する編集会議
発行 株式会社FRASCO
発売 ザメディアジョン

未来を旅する会議編集長
尾崎香苗

【PROFLE】おざき・かなえ……テレビリポーター時代に取材の中で地域の面白さに触れ、まちづくり出版会社に入社。地域活性化プロデューサーとして事業に関わり、2019年に起業。人と地域の幸せの化学反応を起こす、株式会社FRASCO代表取締役

株式会社FRASCO
https://frasco-co.jp/

「ひろしま里山ウェーブ」とは?

首都圏のソーシャル志向のプレーヤーと、広島の中山間地域をつなぎ、人が集まる波を起こす広島県の事業。2泊3日の現地実習を行い、地域と関わるプランを作成し、実践する。地域の方、コーディネーター、メンター、県市町の職員と深く関わり、約8か月にわたるプログラム終了の頃には、まるで親戚や仲間のような関係になることも。
http://hirosatowave.com/

 


堀友良平
モノ

PROFILE
堀友良平[妄想好き]

学研ホールディングスでエンタメ系雑誌やムックを手がけてきた編集者。芸能・サブカル・カメラ好き。妄想を得意とする。FLAG!副編集長/FLAG!web編集長。ほか書籍やムック編集を手がける

堀友良平の記事一覧

関連記事

トップに戻る