夏の夜に音楽ラバーがよなよな集う お酒と音楽に酔える店に行ってみたい!【広島市】
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ジャズ、レゲエ、ハードロック、ヒップホップ、ソウルミュージック……などなど、音楽好きな店主たちがセレクトした、こだわりの音楽やライブが楽しめるお店をPICK UP! 一度足を踏み入れると病みつきになる人続出中。
優しい気持ちに慣れる場所
中四国一の繁華街の片隅。老舗温泉があるビルの地下空間は今宵も、姫路の最高音響製の特注3Wayスピーカーからあふれ出す上質なサウンドに包まれる。「レコードが気持ちよく鳴るよう、サウンドシステムにはこだわっています」と代表の森脇敏さん。東京でのDJ時代から、音質にこだわった交流の場を作りたかったという。
平日の通常営業ではブラックミュージックやヒップホップ、レゲエにハウス、ファンクにJAZZなど、昔のものから最新のものまでさまざまな曲が流れる。「DJ機材もレコードが優しい音で鳴るように、80年代のヴィンテージ物のアナログDJミキサーを使っています」。
そのこだわりは音質だけに留まらず、料理やドリンク類は化学調味料を使わない体に優しいものが提供される。「音楽メインだけどクラブじゃない。物々しい、おっかない雰囲気じゃなく、食事もできてお酒も楽しめる。ここに来たら優しい気持ちに慣れる場所にしたい」と、森脇さんは笑顔。
店名 | 音楽食堂 ONDO |
住所 | 広島市中区田中町6-3 音戸温泉ビルB1F(Googleマップはこちら) |
電話 | 082-245-9563 |
営業 | 18:00~翌3:00(金・土曜は22:00~翌5:00) |
定休日 | 日曜 |
誰もが気軽に音楽とダンスを楽しめる
アメリカの有名なテレビ番組名を冠したショットバー。扉を開けると、迎えてくれるのは1970 ~ 80年代のソウルミュージックやダンスミュージック。天井のミラーボールや降り注ぐカラフルな光も、往年のディスコブームをほうふつとさせている。
こちらのオーナー夫妻は、共に東京・六本木にある伝説的ディスコの初期スタッフ。根っからの音楽好きで「今でもソウルミュージックを求めて海外まで足を運ぶんですよ」とのこと。重厚なオーディオシステムにもこだわり、時にホットに、時にクールに、DJブースや生演奏が行われることもある。ステージから生み出される名曲の数々に胸が熱くなる。その名は全国に知られ、地元の常連客のみならず、昔を懐かしむ出張族や、休みを利用してわざわざ訪れる人も多いのだとか。
また、ダンスフロアにはシニア層から現代の若者まで、世代を超えてダンスを楽しむ姿が。初心者でもお客同士でステップを教え合うアットホームな一体感と、誰もが気軽に音楽とダンスを楽しむことができる雰囲気も心地いい。
店名 | SOULTRAIN GANG(ソウルトレインギャング) |
住所 | 広島市中区新天地1-9 新天地レジャービルB1F(Googleマップはこちら) |
電話 | 082-246-4123 |
営業 | 18:30~翌3:00( 金・土曜、祝前日は~翌4:00、祝日は~翌1:00) |
定休日 | 日曜 |
海外のアーティストも来店
並木通りに面したビルの2階に、その店はある。メタルバンドのMVが壁に映し出され、重厚なメロディが鳴り響く。店長の“BOM”こと光行剛さんは、もともとプロのミュージシャン。「いろんな曲をかけますが、ジャーニーやジューダス・プリーストなど、自分の好きな80 ~ 90年代のロックやメタルが中心ですね。でもアコースティックのライブをやったりもしますよ。さすがに和太鼓6台で演奏した時は近所から苦情がきましたけど」。
面白い店が広島にあるという噂は口コミで広がり、それはSNSや旅行サイトを介して海外にまで伝わった。今ではBOMさんに会うために海外から来広するリピーターも多い。さらには海外のアーティストも噂を聞きつけて来店するという。「自分が聴いていたバンドのメンバーが遊びに来てくれたり、不思議な縁を感じます」。
ロックとメタルが流れる店内で、外国語と日本語が響き合う。その音風景には一見、いや一聴の価値がある。
店名 | Koba(コバ) |
住所 | 広島市中区中町1-4 REGOビル3F |
電話 | 082-249-6556 |
営業 | 18:00~翌1:30 |
定休日 | 水曜 |
個性的なお店ばかりで入りづらい雰囲気ですが、スタッフもお客さんも気さくな人ばかり!
気づけば一緒に踊ってたりします(笑)。
そこには肩書も性別も年齢も関係ない。
音楽って、いいですね!