広島平和研究所が案内するヒロシマの記憶と未来 被爆80年の節目に平和研究のための新たなガイドブックが登場
- ヒロシマ調査研究入門
- 新刊

2025年、広島は被爆から80年の節目を迎えます。この歴史的な年に際し、広島市立大学広島平和研究所が編さんした新刊『ヒロシマ調査・研究入門―原爆被害を調べる人のためのガイドブック』が、株式会社ザメディアジョンより発売されます。
本書は、ヒロシマの原爆被害を調査・研究するためのノウハウを提供し、関連施設や参考資料を網羅した学術的なガイドブックです。広島をはじめとする全国の被爆関連施設やデータベースの活用方法、調査の基礎知識など、研究者や学生、教育者、ジャーナリストにとって貴重な情報源となる一冊です。
被爆80年を迎え、いま学ぶべき「ヒロシマ」
戦後80年を迎える2025年は、被爆の記憶を振り返り、次世代へと受け継ぐ大切な機会です。広島市立大学広島平和研究所は、本書を通じて、核兵器や戦争の悲劇を改めて問い直し、平和の創造と維持に向けた学びを深めるきっかけを提供します。
また、被爆の実相を伝え、地域学習や総合学習の一環として活用できる内容も充実。原爆被害をより深く知り、戦争の悲惨さと平和の大切さを学ぶための資料として、学生から研究者、一般の読者まで幅広く活用できる一冊となっています。
本書の特長
・ヒロシマの被爆被害を調査・研究するための基礎を網羅
・広島の被爆遺構や関連施設、データベースを活用するためのノウハウを提供
・最新の核問題や戦争・平和の論点を体系的に整理
・研究者、学生、教育関係者必読の書
また、「戦後80年」を迎える今こそ、ヒロシマの記憶を未来にどうつなげるのかを考えることが求められています。本書では、被爆体験の継承の重要性や、これまでの取り組みの歴史に触れるとともに、核のない未来に向けた課題を提起します。
被爆の記憶を次世代に残し、平和を願うすべての人が学び、実践できる一冊として、ぜひ多くの方にお手に取っていただきたい一冊です。ヒロシマの街を訪れ、慰霊碑や被爆建造物を巡りながら、資料や証言に直接触れ、歴史を実感することが重要です。本書は、平和学習の一助として、またフィールドワークのガイドブックとして活用できます。
【媒体概要】
書籍名:『ヒロシマ調査・研究入門―原爆被害を調べる人のためのガイドブック』
編者:広島市立大学広島平和研究所
発売:株式会社ザメディアジョン
発売日:2025年4月21日(月)
販売価格:1,980円(税込)
体裁:A5版/本編224頁/オールカラー
販売エリア:全国一部主要書店、オンライン書店(Amazonほか)
【編者プロフィール】
広島市立大学広島平和研究所
広島平和研究所は、世界平和の創造・維持、地域社会の発展に貢献することを目指し、広島市立大学の附置研究機関として1998年4月1日に設立された。世界で最初の核兵器による被爆を体験した都市としての歴史を背景に、学術研究活動を通じて、核兵器の廃絶に向けての役割を担うとともに、地球社会が直面する諸問題の解決にも寄与し、世界平和の創造・維持と地域社会の発展に貢献する国際的な平和研究機関を目指している。

ヒロシマ調査・研究入門—原爆被害を調べる人のためのガイドブック

堀友良平[株式会社ザメディアジョンプレス 企画出版編集・FLAG!web編集長]
東京都出身。学研⇒ザメディアジョンプレス。企画出版、SNS、冊子などの編集担当。書籍「古民家カフェ&レストラン広島」などのグルメ観光系や、「川栄李奈、酒都・西条へ」などのエンタメ系なども制作。学研BOMB編集部時にグラビアの深さを知りカメラに夢中
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