ライフスタイル 2018/12/15

広島の個性豊かなお土産【EARTH Hiroshima】

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『EARTH Hiroshima』の商品プロジェクトを支えるのは、広島のクリエイター陣と広島の製造業者。全ての商品に比類なきセンスが光り、さまざまなアプローチからの『広島』がしっかりと見える。個性豊かなお土産を創る、「人」と「企業」、そして「商品」を紹介。

温もり溢れる絵で大切な絆と縁を紡ぐ

池田奈鳳子
【PROFILE】
岡山県倉敷市出身。修道大学法学部卒。2006年イラストレーターとして独立。著書に『かっこちゃん』『きもので酒さんぽ』(発行:ザメデョアジョンプレス)など。

「小さなころから、絵を描くことや工作が好きでした。幼稚園のころの文集に、夢は『漫画家』と書いてある。当時の願いが今叶っているなんて」とはにかむように笑う池田奈鳳子さん。屋号を『絵描屋』とし、広島を中心に活躍するイラストレーターだ。雑誌の挿絵、CMの中のアニメ、似顔絵、漫画……、その活動は幅広い。
今回のプロジェクトで彼女がイラストを施したのは、『広島針 ソーイングセット』と『EARTH トートバック』。全国生産量9割、針生産量日本一を誇る広島の大きな担い手であり、その伝統的な針作りで名をはせる『チューリップ株式会社』の裁縫セッ
トが入った缶に、「広島のお土産であることが誰にでもわかるように」と3種の絵を描いた。「針と糸は、世界中どこでも共通して使うもの。お土産として持って帰ってもらうことで、海外や他県の人と広島を紡ぐツールになってくれたら。そこには言葉も
何もいらないでしょ?」と話す池田さんの言葉に、大きく頷いてしまう。小さな鶴のイラストで大きく円を描き、かわいい手書きフォントが特徴のトートバックは、布ものの印刷を得意とする有限会社アートディレクトとともに『EARTH Hiroshima』のコンセプト「ひとつながりの地球」を表現。「丸というのは、とても良い形だと思うんです。上も下も横もない。世界中の人、皆が円のようにつながっていることをイメージしてもらえたら」と思いをはせる。
「ほっこり」という言葉がぴったりの絵が描かれた広島ブランドのお土産の中に、1人の女性イラストレーターが描いた「世界平和」というキーワードが散りばめられている。色もイラストも女子心をくすぐるデザイン。「かわいい!」だけの理由で手に取ってもいい。そこからつながる誰かを思いやる気持ちが、きっと広がるはずだ。

広島針 ソーイングセット
1000円+税/キュートなデザイン缶に、長年積み上げられてきた技術が光る広島針を入れたお裁縫セット。上記3種のデザインに、シルバー色を加えた計6種。缶ごとに待ち針のデザインや針山の色が異なる。手のひらサイズで、持ち運びにも便利。

【EARTH トートバック】
1000円+税/折り鶴をモチーフに大きく丸を描き、地球をイメージ。手書き風の文字で「EARTHHiroshima」のロゴを入れたバックはA4がすっぽりとおさまるサイズ。マチもあるので、食料品の買い物用にもピッタリ。

 

 

折り鶴が演出する美しいタイポグラフィ

納島正弘
【PROFILE】
株式会社 地域デザイン研究所代表。広島アートディレクターズクラブ(“H”ADC) 会長を務める。『EARTH Hiroshima』製品審査メンバー。

平和の象徴、折り鶴が文字と化した。手掛けたのは、30年以上にわたり広島におけるデザイン業界の第一線を走り続ける、アートディレクターの納島正弘さん。「これまで数々のタイポグラフィ(文字によるデザイン)を作ってきたけれど、一番難易度の高いものだった。」と、開口一番こう話す。複雑な折り鶴の表裏を、アルファベットの大文字、小文字、そして数字、全て読めるよう、既成概念にとらわれないアイデアと共にデザインし、色彩は折り紙そのままをイメージ。完成までに約1ヵ月を要したという。「きちんと世の中に役立つこと」を自身のポリシーとして掲げている納島さんは、企業ブランディング、パッケージ、広告企画などに携わってきた。現在は、県央の地域活性化を図った「セントルマルシェ」などをトータルディレクション。「死ぬまで現役で。命ある限り全力で生きたい」と力強く語る。

【折り鶴フォント万年筆】
1900円+税/国産初の万年筆を手掛け、呉市で誕生したセーラー万年筆株式会社。100年以上の歴史を誇るブランドに、折り鶴フォントが入った特別感を味わえる文具だ。現時点では、A・R・Tの3文字のみ。文字を書く時間を与えてくれるマイ万年筆は、自分用にもプレゼント用にも最適。

 

耳元で優しく揺れる平和を託した折り鶴

金具智子
【PROFILE】
K’sデザイン室代表。女性ならではの繊細で温かいデザインと、長年培ってきた表現法は、見るものを引きつける力を持つ。

『EARTH Hiroshima』がプロデュースする中で、女性からの支持ナンバーワンを誇る折り鶴チャーム。特にピアスとイヤリングは、色によっては在庫が確保できない人気商品だ。主体となる立体折り鶴をデザインしたのは、広島市在住のアートディレクター、金具智子さん。「大きすぎず、小さすぎず、耳につけたときの可愛さ」を意識し「厚みや角度など、細部にまでこだわった」という。平面から折り鶴をデザインし、それを具現化するために紙粘土でイメージを作り上げる作業は、グラフィックデザインが中心だった金具さんにとっては新鮮で楽しいものだったとか。そこから、東広島の有限会社馬場プラスチックにバトンタッチ。

【折り鶴ピアス】
マット1200円+税 ツヤ1800円+税/2種のデザインで色は全11色。自動車部品を主に手掛ける東広島の古田樹脂興業が、丁寧に細かく色付け。マツダの人気車体色と同じ「ソウルレッド」や、鳥居をイメージした「朱色」など、広島感満載。

 

センスと造形美が光る輝き放つ折り鶴の栞

対馬肇
【PROFILE】
対馬デザイン代表。大阪芸術大学短期大学部准教授。広島と関西を拠点に、ブランディング、広告、パッケージデザインなど幅広く活躍。

才気溢れるグラフィックデザイナーとして、広島を拠点に世界へ出向き活躍する対馬肇さん。世界各国のクリエイターにとって最も憧れる存在と言われる広告賞で金賞を受賞するなど、華々しい経歴を持つ。しかし対馬さんから、気難しさなどは一切感じない。「僕にはデザインしかないんです」とにこやかに話し、デザインに関しては「心を形にしているだけ」というシンプルかつ温かい言葉を聞けた。仕事以外で、毎日2つ何かをデザインすると決めた習慣も欠かさない。どこまでも真っ直ぐだ。
今回手掛けたのは、折り鶴をモチーフにしたブックマーカー。金箔や銀箔の壁紙を造る、1905年創業の株式会社歴清社とタッグを組んだ。試作を何度も重ね、高級感のある逸品が完成。「なかなか馴染がない箔文化、皆に親しんでもらいたい」と思いを語る。「僕は呉市出身。多くの親族が戦争で亡くなっている。平和に関するものを作ることは、普通以外の何物でもない」と話す対馬さんが作るモノには、強い生命力が宿っているかのようだ。

【金箔の折り鶴栞】
500円+税/「広島から日本独自の金銀箔文化を継承する」という使命のもと、金銀箔の新たな価値を創造し続けている株式会社歴清社。その伝統的工芸技術を用いた栞。1枚1枚丁寧に手張りされ、上品かつ優美な色使いが特徴だ。

 

広島から世界へ届ける 新しいお土産のカタチ

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公式HP『EARTH Hiroshima』


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