【D’companies】#03 本づくりの醍醐味・企画立案に挑戦!!
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第3回配信の担当は、広島大学総合科学部総合科学科3年の矢島晴佳です。
私は、主にジェンダーや文化などの観点から、社会の多様性について勉強しています。
このような記事を書くのは初めてですが、楽しんで読んでいただけると嬉しいです!
就活への不安を軽くする特集
今回は、「D’companies」学生編集局の特集記事制作部門の活動についてお伝えします。
この部門では、記事の内容を一から考えて、取材、原稿作成などを学生たち自身の手で行います。
今回私たちは、記事作りの第一段階である「企画立案」に挑戦しました。
前回のミーティングで、ザメディアジョン社員の方から特集記事のテーマと提案のフォーマットをいただき、約1週間かけてメンバーそれぞれで企画書を書きました。
特集記事のテーマは、「就活に役立つ、知りたい情報」。
学生が学生のために作る「D’companies」にしかできない、読んでくれた学生の就活が少しでもいいものになる記事を目指して頑張っていきます!
……とは言っても、このように一から企画を考えた経験はほとんどないため、「就活生が知りたいことって何だ…?」とすぐに行き詰まってしまいました。
「記事の内容を一から自由に考えられる」というのは楽しそうでワクワクするけれど、自由な分アイデアを一つにまとめていくのがとても難しかったです。
そこで私は、大学の友達との雑談の中で、みんなが就活についてどう思っているのかということを意識して聞いてみました。
その時に分かったのは、傍から見たらすごく頑張っている人でも就活や将来への不安感をとても強く持っていることや、一人で考え続けるよりも、周りの人と話して悩みを共有する方が前向きな気持ちになれるということでした。
そこで、この気付きを活かして、「読んでくれた人の就活への不安を少しでも軽くできるような記事」を軸にして企画を考えていきました。
より読者に届く記事を作っていくために
企画発表会の当日。
それぞれが用意してきた企画書をもとに、記事のタイトル、内容と特徴、企画意図、類似の誌面とこの企画の相違点について、口頭で説明していきます。
当日まで企画を練ってきたとはいってもなかなか自信を持てず、発表会が始まるまではとても緊張していました。
ですが、当日はとても和やかな雰囲気で始まり、また「他の人の意見を否定しない」というルールも提示されたため、緊張しつつも安心して参加することができました。

発表会当日の一場面
当日参加した6人のメンバーの企画案は、就活の体験談や新聞の活用法、ファッションから見た就活など、人によってさまざま。
私には思いつきもしなかったけれど「たしかに知りたい!」という案がたくさん出てきたので、「全部見てみたいなぁ……」と思ってしまいました(笑)。
また、特に良かったと思うのが、メンバーや社員の方々からたくさんのフィードバックをいただけたことです。「ここが良いと思う」だけでなく、「ここはこうしたらもっと良くなるんじゃない?」という新しい意見もいただけて、自分の考えがどんどん深まっていきました。
他の人の視点から意見をもらうことや、良いと思った案に対しても「もっと良くなる方法はないか?」と考えてみることが、より読者に届く記事を作っていくための秘訣なのだと、この企画発表を通して実感できたと思います。
最後に、発表会の簡単なまとめとこれからの動き方についてみんなで相談し、会はお開きになりました。
実は、直接会うのはこの日が初めてのメンバーも多かったのですが、発表会が終わった後は喋りながら駅まで一緒に帰っていきました。
それまで縁のなかった他大学の人と知り合えるのも、この活動に参加して良かったポイントだと感じました。
さて、今回は記事作成の第一段階「企画立案」についてお伝えしました。
これから、メンバーから出た案を数ページ分に組み合わせて、実際の企画を決定し、取材に向けて動いていきます。
まだ始まったばかりの「D’companies」学生編集局ですが、読んでくれた人の心に残る記事を作るため、みんなで一生懸命取り組んでいきます!
D’companies学生編集局ではTwitter、Instagramでの発信も行っていくので、是非そちらもチェックしてみてください!
Twitter:@Dcompanies
Instagram:@gakuseihennsyukyoku
■私のおすすめ本■
FLAG!webは「本に出会う」がコンセプト。
各学生たちが出会ったおすすめの一冊を紹介します。
この本の主人公・きりこは、「ぶす」な女の子。
幼いころは自分が世界一可愛いと疑わなかったきりこですが、中学生になった時、「可愛い」クラスメイトと自分の違いから『うちは、ぶすなんや。』と気づきます。
それでも、ある出来事をきっかけに、きりこは猫のラムセス2世とともに立ち上がります。
「人は外見がすべて」でも、「中身だけを見ないといけない」のでもなく、「容れ物も、中身も、今まで経験してきた人生のすべてで、自分なのだ」ということに、きりこと一緒に気づくことができました。
他人と自分を比べてしまった時や、自分に自信を持てなくなってしまった時、この本を読むとちょっとでも自分のことを大事にしてあげられるような気がします。
文/矢島晴佳(広島大学)