コラム 2020/10/03

【D’companies】#01 学生が作る就活情報誌「D’companies」始動!

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「D’companies」は広島で商品サービスや、社会貢献度、社員教育などでPRするところがたくさんある企業を広島の学生に紹介する就活情報誌です。

今年は、広島県内外の学生達が主体となってD’companiesを制作する、D’companies学生編集局が結成されました。活動期間は9月から12月の発刊に向けて、約4ヶ月です。学生目線で学生が嬉しい情報が得られる就職情報誌を目指します。学生がそれぞれ意気込みを持ってこの雑誌制作を行います!  どのような雑誌が完成するのか、今からとても楽しみです。

 

そして、FLAG!webでは、私たち10名が制作を通して感じたことや気づいたことなどを含め、学生編集局の活動を報告していきます!ここでしか見られない制作の裏側を覗き見できますよ!

 

今回は私、鍵山真里奈が配信します。岡山県立大学デザイン学部でグラッフィック、映像について勉強しています。よろしくお願いします!

 

「編集局」という名を掲げるうえで「編集」とは何かを学ばなければなりません。そこで、数回にわたって講座を受けます。先日行われた第1回の講座では、「編集」について教えていただきました。

 

教えていただいた内容は、大きく分けて2つです。

 

・編集の役割

・編集の仕事

 

編集の役割について、この講座を受ける前は「編集」とは「与えられた材料を切り貼りして作品にする」というのが仕事だと思っていましたが、「編集」という仕事は制作物の方向性、目的を決めたり、撮影、取材までの段取りなどもっと幅広いものだそうです。「オーケストラでいうと指揮者にあたる」というのがとてもわかりやすい例えでした。「編集」の仕事はどちらかというと裏方の仕事のイメージがありましたが、そうではなく全体を引っ張っていくリーダー的存在だと思いました。

 

編集の仕事については「アイデアの作り方」に関してのお話もあり、アイデアは急に湧いて出てくるものではなく、常日頃から考えることを掛け合わせて生まれるものだとお聞きしました。「日常の中にはアイデアがたくさん潜んでいる!」と考えると途端に自分の身の回りが明るく見え、ワクワクした気持ちになりませんか。自分が何気なく感じたことや、人から聞いたちょっとしたことがヒントになることもあるので、根詰めて考えるよりも普段からアンテナを多方向に張り、自分の中の引き出しを作っておくことが大切だと思います。

 

仕事についての話の中で、一番印象に残ったのは「デザイナーと揉める時がある」という話です。揉めると言ってもネガティブな意味ではなく、「ものを作る上で意見の違いが出てくる部分をどう一つの目標に持っていくかという話し合い」ということだそうです。このような場面ではお互いの意見のすり合わせ、どう折り合いをつけていくかが大事になると思います。意見が分かれる中でも、より良いものを作りたいという思いは同じだということがとても印象に残りました。

過去のD’companies学生編集局の様子

まだまだ始まったばかりですが、ゆくゆくは学生編集局の会議の中でもそのような熱い意見交換が出来れば良いなと思いました!  時にはぶつかり合いながら、みんなでより良い就活雑誌を目指していきたいです。

 

今回の講座では実際に現場で働くプロの方からのお話が聞けて貴重な時間でした。曖昧だった「編集」の仕事が明確になり、実際の仕事のイメージがついてきました。仕事の様子だけでなく、事前準備での情報収集の大切さや、実際にあったイレギュラーな場面での対応なども聞くことができました。「編集」や「取材」において大切なこと、気をつけなければならないことを頭に置き、これからの雑誌制作に活かしていきたいなと思います。

 

次回の会議までに今回のD’companiesの媒体テーマを考えるという宿題が出ました!宿題が出ると、いよいよ始まってきたなと感じてワクワクします。どんなアイデアが出てくるのか、どんな意見が交わされるのかとても楽しみです。

 

D’companies学生編集局ではTwitter、Instagramでの発信も行っていくので、是非そちらもチェックしてみてください!

Twitter:@Dcompanies1

Instagram:@gakuseihennsyukyoku

 

■私のおすすめ本■

FLAG!webは「本に出会う」がコンセプト。

各学生たちが出会ったおすすめの一冊を紹介します。

『無銭優雅』(著者:山田詠美/出版社:幻冬舎)

花屋を経営している主人公、齋藤慈雨と予備校で働く北村栄の恋模様を描いています。「心中する前の心持ちで付き合う」と始まったはずの二人でしたが、そんな緊張感は全く感じられません。40代のカップルとは思えないまるで中高生のようなやりとりはとても微笑ましくなります。一見地味でとても贅沢とは言えない生活ですが、二人の暮らしはキラキラしているように見えました。読み進めていくうちに二人が作り出す不思議な空気に飲み込まれます。

 

文/鍵山真里奈(岡山県立大学)

 


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