コラム 2021/10/01

【D’companies 第4回】公開まで残り10日! 超爆速コラム連載完成までの裏側

タグ:
  • D’companies学生編集局
  • 大学生
  • 就活生と繋がりたい
  • 就活生応援
  • 広島
  • 広島で就職
  • 横川

D’companies学生編集局では、広島のダイヤモンドカンパニー(キラリと光る原石のような企業)と学生の出会いを創出する就活ガイドブック『D’companies』を制作しています。

第4回は、安田女子大学現代ビジネス学部国際観光ビジネス学科3年の西國紗和が担当致します。

私は「広報・流通部門」に所属しています。

この部門には広島県内外16人の学生が所属し、他部門と掛け持ちをしながら活動する学生もいます。

主な活動内容として、公式Twitter・Instagramのアカウント運用、FLAG! webでのコラム連載「D’companies」企画立案・文章作成、「D’companies」の直接配布や設置交渉などを行います。

※SNSアカウントにつきましては、最後のページに記載しておりますので、よろしければご覧ください!

その中で、本日は「FLAG! webでのコラム記事制作」について取り上げていきたいと思います。

 

今回で4回目となるFLAG! webでのコラム連載「D’companies」ですが、

どのように作成し、読者まで届けているか気になりませんか?

そこで、今まで描かれていなかったコラム記事制作の裏側をお見せ致します!

 

第4回コラム連載チームが始動

FLAG! webでコラムが公開される予定日まで、残り10日の夜。

第4回目の投稿を担当する川上菜摘(ラフ担当)、西國紗和(原稿作成担当)、垰野さくら(校正担当)と、部門長 浅見優愛がオンラインで集まり、初めての打ち合わせがスタートしました。

このインターンが始まって、初の大仕事となるコラム記事の制作ですが、内容も決まっていないのに校正まで残り4日と告げられました。

1つの記事を作るのにスピード感が要され、想像していたよりハードなスケジュールの中で記事が制作されていると知った私たちは、コラム記事の公開までの裏側を書くことに決定しました。

▲初回打ち合わせの様子

これから活動を始める私たちは、まずどのような流れで第3回のコラム記事が完成したのか、第3回を担当したメンバーに活動内容を確認しました。

ラフ(※1)作成を担当した永田愛莉さんは、記事の流れをどのように構成すれば読者にとって読みやすいのか、また、原稿が書きやすくなるためにはどうすれば良いか、試行錯誤しながら取り組んだそうです。

(※1)「ラフ」とは、記事のビジュアル構成(文章の文字数や配置・写真やイラストの配置など)を紙面に書いてイメージを具現化する設計図。

▲第3回コラム記事のラフ

原稿作成を担当した足利葵さんは、今までの記事を見返し、他の編集者が書いた記事も参考にしながら書いたようです。

その中で、自己紹介からメイン本文の内容に移る接続部分の流れがスムーズに、さらに、メイン本文の導入になりやすい文面になるように心掛けたそうです。

タイトルは、「インスタのフォロワー数を増やすためにやったこと」と大まかに決め、類似サイトを参考にしてタイトルをつけたようです。

 

下記のサイトは実際に足利さんが執筆した第3回FLAG! webです。

以上の点を踏まえ、読んでみるといかに工夫されて執筆されたことが分かります。

【D’companies】第3回 1ヶ月で+200人! インスタフォロワー数急増加の秘密

校正(※2)を担当した村上有香さんは、ほとんど修正する箇所がなくスムーズに進み、ザメディアジョン校正担当社員の新谷咲希さんからも読みやすかったと褒められたと言っていました。

担当の人に任せっきりではなく、話し合いで具体的に内容を決め、ミーティング後も各自進捗状況を共有したりすることで方向性が一致したのかなと思います。

(※2)「校正」とは、元の原稿と照らし合わせて、文章構成の違和感、作成中のコンテンツに誤植や、色彩の違いなどがないかを確認。また、誤字脱字などのミスの発見、修正を行うこと。
原稿チェックには「校正」と「校閲」の2種があり、「校正」は編集者レベルで行い、「校閲」とは表記の揺れや事実関係の誤り、差別表現や不快表現などの不適切表現の有無まで、幅広くチェックし訂正します。媒体の特性によっては、編集者が専門職の校閲者に依頼することがあります。

 

いざ、執筆に向けて!

さて、今回の話に戻ります。

「FLAG!webでコラム記事の公開までの裏側を書く」という内容が決定したので、まずラフを作成していきます。

 

①ラフ

打ち合わせの翌日までに作成し、校正担当社員の新谷さんに提出。

ラフの確認が取れたらメンバーに報告し、次の作業に移ります。

ここまでが、は、はやい~(汗

今回、ラフ担当の川上菜摘さんは、これまでにラフを書いた経験は無く、何をどこまで記せばよいのか手探りでしたが、原稿作成担当の作業ができるだけ楽に進むように、記事の読みやすさと面白さを意識したそうです。

▲第4回コラム記事のラフ画

 

②文章制作

私の手元にラフが届き、原稿作成に取り掛かります。

▲原稿に取り組む様子

私は、実は文を書くことが苦手です。

言葉遣いや言葉の言い回しは山ほどあり、私の知識の乏しさが問題ですが、読者の方に不快な気持ちを与えないように文章を書く上で苦戦しました。

その中でも、特に内容を考えることが苦難でした。

今回は「FLAG!webでコラム記事の公開までの裏側を書く」という内容で興味は持ちましたが、いざ具体的に書こうとするとまったく思いつきません。

ですが、締め切りまで3日しか残っていなかったため、ラフを参考にしながら書き始めると意外と進み、実をいうと原稿は1日でできました。

 

③校正

掲載予定日から2日前の夜。

校正担当社員の新谷さんから、原稿が真っ赤になるまで校正されて返却されました。

自信をもって執筆し、メンバーと確認し合いながら作成してきた原稿が、原型が無くなるまで校正されて返却されてしまい、大変堪えました。

要因は具体的な内容の乏しさでした。

ラフは記事の全体構成であって、文章の内容までは書かれていません。

ここで、原稿作成の厳しさを再度認識しました。

何度も読み直し、校閲・校正の過程があるからこそ、読者の皆さんに読みやすい文章が届けられるのだと、身をもって実感しました。

 

④最終確認

校正後の原稿を最終チェックします。

誤字、脱字など、おかしい点がないかを再度厳しく校正します。

今回、校正担当の垰野さくらさんは、校正という言葉は知っていても実際はやったことがなく、初めての経験だったと述べていました。

自分がどこまで踏み込んで良いのか分かりませんでしたが、フィードバックをいただき、誤字や脱字がないかだけの校正しかしていなかったことに気づきました。

文章の整合性なども確認するべきだったと実感したそうです。

▲校正した原稿の写真

完成~~!!

最後に、校正担当社員の新谷さんにチェックをしていただきます。

これを繰り返し、やっとwebで公開できる記事になるのです。

FRAG!webのコラム記事制作を通して、改めて役割の大切さを学ぶことができました。

 

私たちはスピード感を持って配信しています。

短い期間での記事作成ですが、完成し皆さんに読んでもらえると思うと、やりがいがありました!

少しでも私たちの活動に興味を持ち、今後の配信も楽しみにしていただけたら幸いです。

 

D’companies 学生編集局ではSNSで情報発信中!

■ Instagram:@gakusei_henshukyoku

■ Twitter:@Dcompanies1

 

 

■ 私のおすすめの本

FLAG! webは「本に出合う」がコンセプト

学生編集局メンバーが出会ったおすすめの一冊をご紹介します。

『西洋美術史入門』(著者:池上英洋/出版社:筑摩書房)

絵に込められたメッセージを読み取って初めて、私たちはその絵が描かれた当時の人々の考え方や社会の仕組みを理解する事ができます。

つまり、美術史とは、美術作品を介して思想や社会構造を理解する事とも言えます。

私がこの本と出合ったのは、大学で芸術の選択授業を受講した時、担当教員が紹介をしていたことがきっかけです。

今まで絵を見る時は、特に関心が無く「上手だな」という程度で流して鑑賞していました。

しかし、この本と出会い、その作品のバックグラウンドなどを考えることで別の視点から作品を鑑賞する事ができ、さらに絵に対する価値観も変わってきました。

本をめったに読まない私が、購入までして読みました。

読み始めるまでに抵抗や面倒さがあるかもしれませんが、知っていて後悔しない内容です。

ぜひ手に取っていただき、美術作品への理解を深め、美術館等でより有意義な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

文/西國紗和(安田女子大学)


D’companies学生編集局

D’companies学生編集局[D’companies学生編集局]

広島県内外の学生達が主体となって、就活情報誌「D’companies」を制作する編集部。学生ならではの視点から、学生の就職活動に役立つ情報を発信する就職情報誌を目指します。

D’companies学生編集局の記事一覧

関連記事

トップに戻る