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エンタメ 2019/01/26

ロック好き必聴! 日本の音楽シーンを揺るがすNoisyCell独占インタビュー Vol.01

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  • 音楽

ラウドシーンから突如現れ、新世代邦楽ロックの先駆的バンドと名高いNoisyCellが来広! 2014年にメジャーデビュー、メンバーチェンジを経て2016年に現体制となり、今という時を走り抜けながら運命を共にする4人が目指すものとは? バンドの生い立ちから、アルバム・シングル作品、成長し続けるバンドとしての秘めたる思い、そして広島の印象を聞いた。

集まるべくして集結した個性溢れる4人
新加入メンバーによって新たな光が見えた

―まずは、結成の経緯から聞かせてもらえますか。

Ryosuke(Vo&Gt):僕とRyoは高校の同級生なんです。そこの軽音楽部に入り、バンドを一緒にやるようになったのがきっかけですね。卒業して大学に入ってからも、なんとなく2人で音楽活動をしていたんです。Ryoが曲を作って僕が歌うっていうスタイルのまま、インターネット上に曲をアップロード。趣味の延長戦上で、2人で動いていた結果、VAP(現在所属する事務所)に耳にとめて頂いて。デビュー当時は、別のドラマーがいて3人で活動していたんですけど脱退し、2年前にTatsuyaとKiaraが加入して今の形になりました。

Tatsuya(Dr):もともと俺はNoisyCellを知っていて、その音楽性がすごく好きだったんです。表向きにまだ公開されていない時点で、ドラムが抜けるっていう噂を聞きつけて……。メンバーを知っていそうな人に片っ端から電話しました。そしたら、「ドラムのオーディションやるらしいから挑戦してみなよ?」って友人から言われて。「行くっす! 行くっす!」ってノリノリで行きましたね(笑)。結果ありがたいことに、やらせてもらえることになりました。

Ryosuke:最初に覚えたTatsuyaの印象は、とにかく明るかったんです。僕ら、それまで暗かったんですよ(笑)。性格もそうだけど、バンド全体の空気がどんよりとしていて。それを変えてくれる雰囲気が当時からありましたね。

Ryo(Gt):ベースのKiaraは、友達の紹介で、千葉の地元の居酒屋で会うことになったんです。その時、一緒に飲んだ感じがすごく面白かった。バンドの空気が、2人が入ったら変わりそうだなって感じたことがきっかけで今に至っていますね。

新しいことに挑み続ける
ジャンルを超えた楽曲制作

―昨年7月にリリースされた3年ぶりのフルアルバム『Wolves』は、バンドの初期ラウド系を引き継ぎつつ、バラードやミドルテンポの曲まで、幅広い音楽性を感じました。それぞれの音楽のバックグラウンドが反映されているんでしょうか?

Ryosuke:反映はすごくされていますね。僕はいわゆるJ-POPで、テレビで流れているような曲が昔から好きでした。鬼束ちひろや宇多田ヒカル、洋楽だとAlison Krauss。そして、一番好きなのがBUMP OF CHICKEN。彼らの音楽を聞いたことがきっかけで、高校で軽音楽部に入ったんです。メタルやラウドはRyoと知り合ってから教えてもらいました。

Ryo:僕は高校の時に、日本のラウド系をすごく聞いていた時期があって。Pay money To my Painとか山嵐とか…。ラウドロックがもともと好きで、自分もそれがやりたくてバンドを始めたんです。BUMP OF CHICKENやASIAN KUNG-FU GENERATIONも好きでした。『Wolves』を作った時は、そこに更に、どんな音楽が皆から支持されているのかを調べて、良いところを取り入れていく手法をとりました。最近は、浅く広く様々な音楽を聞いていますね。インプットを増やした状態で、今までの自分のルーツとかきあわせる。そういう作業をして作品を作っています。

Kiara(Ba):僕もJ-POPやメタル、ロックと様々ですね。小さい頃、親がBon Joviをよく聞いていた影響もあります。その時はロックだなという意識はなかったんですけどね(笑)。中学に入るとビジュアル系が好きになった。でもなぜかまたメタルが好きになって。その繰り返し(笑)。

Tatsuya:僕はラウド系オンリー。歌詞も聞かずに、なんかかっこいいからという理由で音楽と向き合ってきました。J-POPは一切聞いていない。

―なるほど。一人一人がそれぞれの環境の中で音楽を吸収していったんですね。興味深いと感じたのは、バンド初期からの楽曲の変化。ラウド主体から、聞きやすくキャッチーなものにシフトしていったように思いますが、大きな変化があったんでしょうか?

Ryo:毎回アルバムを出す時に考えているのが、「変わりたい」っていう気持ち。同じことをしたくないというのが常にあって。4人メンバーになってから作るフルアルバムが初めてだったので、僕たち的には、デビューアルバムの感覚で作っていました。作成過程で、自分がやりたいことと、それにプラスしてより広く色んな人に聞いてもらうためにはどうすればよいか。ラウドっていう拘りより、最終的にケツにロックがつけばいいかなと思って。ポップでもロックな曲であればいいなと。ラウドは手札の1つ。そういう気持ちの変化があって、制限をつけずに何でもやってみようとトライした結果、幅広い楽曲が出来たんだと思います。リスナーの皆さんにも、少しずつ変わっているように聞こえてるかな。

―日本語の歌詞が圧倒的に多くなりましたね。

Ryosuke:そうですね。さっき僕の音楽ルーツの話をしたんですけど、実はずっと日本語で歌いたかったんですよ。最初の頃は何が何だか分かっていなかった。要は大学でRyoと遊び半分で音を作っていたのが、急にプロの土俵で戦うことになって、あれよあれよと物事が進んでいった。自分のやりたい事をあまり考えてなかったんですよね。流れの中でもみくちゃにされながら。だけどバンド活動を続けるなかで、メンバーも変わって余裕ができてきた。このバンドで僕がやりたいことは何だろうと考えた時に、やっぱり僕は日本語の曲を聞いてきたし、自分もそういう歌唄いになりたいという思いが芽生えてきて。そこから少しずつ日本語で歌詞を作り始めました。『Wolves』というのは、僕たちの集大成。今の4人を出し尽くそうというテーマがあったので、僕はじゃあ日本語でいこうと。

―Ryosukeさんのハイトーンボイスには、英語はもちろん日本語もしっくりはまる印象をうけました。音源で聞くだけでも、すごい声量ですもんね。リズム隊の二人はどうでしたか?

Tatsuya:加入した当時は、流れに身を任せる、体制を掴むことに必死。自分が出せず、ただただうまくやろうというのがありました。『Wolves』になってから『こうしたいああしたい』というのが出てきて、言いたいこともメンバーに話せましたね。俺には夢があるという話をしたからこそ、俺の意見も通してもらえました。要は、でっかいところでやりたい。ワールドクラスで。国内でいうと、日本武道館という地に立ちたいという思いがあるから、ドラムはもっとスタジアム級のアレンジにしたいと相談をしたり。

Kiara:全部が初挑戦でしたね。NoisyCellが初めてのバンドなんですよ、僕。フルアルバム作成時に、プロデューサーが変わったりして、新たな発見がたくさんありましたね。僕はたぶん自分探しの最中かもしれない。まだまだ色々見つけられる気がします。もちろん『Wolves』の段階で自分ができることは出し尽くしたんですけどね。これからの自身の伸びしろを信じています。

打ち沈んでも這い上がり
未来へ向かって音を鳴らし続ける

―昨年の10月に、配信限定シングル「狂言回し」をリリースされました。人気のTVアニメ「中間管理録トネガワ」のタイアップですが、漫画の世界観に沿うのはもちろん、聞き手の背中を押してくれる1曲ですね。

Ryosuke:いつもと違うのはアニメのエンディングテーマとして題材は最初からのっかっていたこと。だから制作方法はちょっと違いましたね。

Ryo:Ryosukeが書く歌詞って独特の感じがするなって僕は普段思ってるんです。アニメの題材がある時だと、自分と登場キャラクターを照らし合わせて、共通している部分を抽出して書いているようなイメージがあって。それはつまり、色んな人と思いを共有できるから、すごく面白い。僕も共感できるんですよ。

―「負けなきゃいけない」のリリックが続いて、「最後は勝たなきゃいけないって事を分かってるから」で終わる。これは自身の気持ちを詰めたのかなと。

Ryosuke:もちろんです。負けなきゃいけないってずっと言ってるけれど、負けたいとは全く思ってない。でも勝てないんですよね、何回も負けていないと。勝った感覚を得られない。何度も何度も悔しい思いをして敗北を感じているからこそ、一回勝った時に、本当に勝てるという感覚があって。トネガワという人物も漫画の中では、そういうキャラなんですよね。勝ち続けた男の背景には、何度も負けていたという事実があったと読み取れるストーリー。僕らもバンドでまだまだ成功していないし、勝てていないという実感がある。夢にもまだ届いていない。そういう自分たちのことも重ねましたね。

―なるほど。ではこれまでの活動で記憶に残るような悔しさを感じたことはありますか?

Ryosuke:めちゃくちゃありますよ。ライトなほう?ヘビーなほう?(笑)ヘビーなほうだと、メンバーが脱退した時かな…。あと、常日頃思うのはライブでのこと。うまくやれなかった時は悔しい気持ちで夜眠れなくなりますね。

Kiara:僕も結構ひきずるな~。

Ryosuke:メンバーの中で一番繊細ですからね、Kiaraは(笑)。

Ryo:僕も考える時間が増えるタイプ。ライブでうまくいかない時や、自信がない時は、眠れなくなるほど考えちゃう。

Tatsuya:俺は全然、寝ます(笑)。その場では思うけれど、ひきずらないタイプです。

Ryosuke:基本自信がない3人の中、Tatsuyaはすごい自信がある、もう無敵。

Kiara:謎の自信なんですよ…(笑)

Tatsuya:自信が湧くというか、自分のことが大好きでしょうがないんですよ、昔から(笑)。

RyosukeRyo、Kiara:そういうところがほんと羨ましいんだよ!

Tatsuya:人生楽しい~~~!みたいなね(笑)

 

次回は、2月2日に3月リリースの新アルバムについてのインタビューを配信!
2018年12月20日に広島で行われれたライブレポートも配信します。
また、2019年3月に広島で開催される-ハルバン’19-への出演も決定!!
詳しくはコチラへ!!

(取材・文/大須賀あい 写真/橋本高伸)

HIROSHIMA MUSIC STADIUM
-ハルバン’19- NoisyCell出演決定!!

日時 2019年3月23日(土)、24日(日)
会場 SECOND CRUTCH
Cave Be
BACK BEAT
SUMATORA TIGER
タワーレコード広島店
アリスガーデン
楽座
BAN✕KARA
LIVE VANQUISH(3/23のみ)
CLUB QUATTRO(3/24のみ)
チケット 前売 ¥4,000 / 2日券 ¥7,000円(D代別)
公式HP http://www.haruban.rocks/
ツイッター https://twitter.com/haruban_fes
チケット販売 イープラスぴあローソン
主催 TSSテレビ新広島/広島エフエム放送/ハルバン制作委員会(夢番地/CLOUD ROVER/近松)
協力 下北沢にて/見放題/タワーレコード広島店

 

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<Noisy Cell ホームページ>
http://www.noisycell.com/

 

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